一般社団法人 至誠会第二病院

川畠弘子 院長

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世田谷の閑静な住宅街に溶け込んで、ひっそりとたたずむ至誠会第二病院。外観からはそれほどの大きさを感じないが、305床の病床を有し、世田谷の中核病院として急性期医療を担う病院だ。歴代院長は設立母体である東京女子医科大学の同窓会出身。現院長を務める川畠弘子先生は、日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医で、女性らしい優しく上品な物腰、聡明で闊達な話しぶりの中に、男性顔負けの意志の強さも感じさせる。女性の医師が多いという設立以来の特性を生かしつつ、受け継がれてきた「至誠と愛」の理念に基づく医療の実現に情熱を注ぐ。その理念と地域医療における同院の役割、特徴としている診療まで幅広く語ってもらった。
(取材日2015年7月31日)

東京女子医科大学同窓会が設立した中核病院

―こちらの病院の歴史と、理念をお聞かせください。

当院の設立母体は、東京女子医科大学の同窓会組織「至誠会」です。もともとあった至誠会病院の分院として、1929年にこの地に開設されました。同窓会発足時の定款に、学頭である吉岡彌生先生が「地域の中産階級以下の人々に医療を施す」と目的を記されています。当時は貧困のために出産に際して満足な医療を受けられない人が多く、また、結核が国民病であったため、産婦人科と内科を主体に診療が開始されました。病床数130床は当時としては大規模な病院で、同窓会が公益事業を行っている例はほとんどなかったと思います。私たちは「『至誠と愛』の心を持って、誠実に医療を行い、地域、社会に貢献いたします」という理念を受け継ぎ、常にその気持ちを持ち続けています。私自身、医療練士時代主任教授から「病状や回復がおもわしくないときこそ、1日に何度も患者さんやご家族の元に行き、話を聞きなさい」と指導されました。それを今でも実践しています。

―世田谷区とその周辺地域で、どんな役割を果たしていますか。

当院は305の病床を有し、300床以上の病院が少ない東京都区南西部地域の中核病院の役割を果たしています。二次救急の指定を受け、月400件近くの救急要請を受け、その70%くらいを受け入れています。患者さんはほとんど周辺にお住まいの方が多く、成城、祖師谷、給田、烏山、調布、狛江、三鷹、杉並区辺りの方ですね。救急の患者さんは、たまに川崎市の方から受け入れることもあります。ほとんどの検査はできるようになっていますので、風邪などによる発熱から、重度の意識障害まで対応します。例えば消化器なら、胃潰瘍や慢性肝炎などから、がんなど外科での根治手術が必要なもの、急性腹症から緊急手術が必要なものまで幅広く診療します。脳卒中の治療では、東京都から脳卒中急性期医療機関に認定されています。外傷や骨折の救急医療にも積極的に取り組んでいます。17の診療科がありますので、だいたいの疾患は網羅できると思います。



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