医療法人社団多聞会 香取整形外科

医療法人社団多聞会 香取整形外科

香取 勧 院長

13304 df 1 main 1409880517

小学生からお年寄りまで。大切にしているのは患者の「自立」

―先生が得意とする診療はどのようなものですか?

得意というか、大切にしているのは患者さんの「自立」です。たとえば、原因がよくわからない非特異性腰痛ひとつとっても、「自立」はとても大切です。腰が痛いときに、病院へ行くと、X線写真を撮ります。特に腰痛の原因になりそうな所見がなければ、「大丈夫」の一言で片付けられてしまうケースは少なくないのではないでしょうか。腰痛の場合は、医療的な介入が限られてしまうために、患者さんはマッサージなど与えられるサービスに頼りがちになってしまうことが、私にとっての悩みでした。そこで当院では、「腰痛は自分で治そう」をモットーに、ストレッチ等の対処法や、体幹の筋力強化・姿勢指導で予防対策を行い、「自立」目指しています。もちろん、腰痛以外でも運動器疾患の多くはきちんとした知識があれば自己対処可能です。

―その方針は、リハビリなどについても同様ですか?

もちろん、リハビリテーションも「自立」が大前提です。ただ漫然と続けていくものではなく、期間と目標を定めて、達成を評価する、という繰り返しが必要です。それでも、難病や麻痺、高齢や精神疾患に伴うものは長期にわたる維持的なリハビリが必要となる場合があります。近年の医療保険からは、高齢者の維持リハビリが除外される傾向にあり、介護保険リハビリ施設への移行が施策として推進されています。これに対応して、当院ではシームレスなリハビリ継続が可能となるように、通所リハビリテーション施設、いわゆるデイケアを併設しています。利用時間を短時間(1時間以上2時間未満)に設定し、自立を目指したリハビリを提供しています。在宅で、生活の質を維持したまま暮らしていける地域環境作りに力を注いでいきたいと思っています。

―患者さんへの接し方はどのように工夫されていますか?

当院では、お子さんからお年寄りまで、中高生のスポーツ選手も含めて幅広い層の患者さんが来院されます。当たり前ですが、すべての方に敬意をもって接するようにしています。ただ、患者さんによっては、あまりへりくだった話し方をすると素っ気ない印象を持たれる方もいらっしゃるので、そこは一人一人距離感をつかみながらお話しするようにしています。他には、患者さんの受診目的を言外に汲み取るように心がけています。「痛みを止めて欲しい」「原因を知りたい」「不安を解消したい」色々ありますが、なかなかリクエストを引き出すのに苦労します。日本人は奥ゆかしいので。(笑)お子さんとのコミニュケーションツールとして未就学の子にはシール、小学生低学年くらいの子にはポケモンカードを用意して、診察に協力してくれたご褒美にしています。



Access