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吉田 智彦 先生、勝山 直興 先生の独自取材記事

世田谷リウマチ膠原病クリニック

(世田谷区/経堂駅)

最終更新日:2019/08/28

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大学病院と同等あるいはそれ以上の高水準の医療をめざし、リウマチ・膠原病に特化した患者主体の治療を実践する「世田谷リウマチ膠原病クリニック」。吉田智彦先生、勝山直興先生を中心に日本リウマチ学会認定リウマチ専門医とリウマチケアの知識をもつ看護師、日本神経学会神経内科専門医、日本東洋医学会漢方専門医など、リウマチ治療のプロがそろう。クリニック名に「膠原病」を入れた施設の先駆け的存在として2006年開業。先端の生物学的製剤を導入し、めざましい効果をあげる同院だが、開業以来「患者に寄り添う治療」を大切にする姿勢は変わらない。スペシャリスト集団が実践する、患者一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療について2人に話を聞いた。
(取材日2016年9月21日)

リウマチ・膠原病の先進治療をオーダーメイドで提供

リウマチ・膠原病に特化したクリニックだと伺いました。

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【吉田先生】大学病院のリウマチ膠原病外来の高度な専門性をそのままに、患者さんとの距離が近いクリニックを作りたいという強い思いで、2006年に開業しました。最近でこそクリニック名に膠原病と入った施設が徐々に増えてきましたが、日本でリウマチ膠原病に特化したクリニックの先駆けであると自負しています。治療に当たるのは、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医、リウマチケアの知識をもつ看護師だけでなく、日本神経学会認定神経内科専門医、日本東洋医学会認定漢方専門医など、全員がリウマチ治療のプロフェッショナルです。これまでに培った専門知識と経験をフルに生かしながら、チーム一丸となって一人ひとりに合ったオーダーメイド治療を心がけています。患者さんが100人いれば、症状も100通り。すべての方にきめ細やかな医療を提供します。

勝山先生は今も大学病院の外来も担当されているそうですが、クリニックでの診療に違いは感じられますか?

【勝山先生】当クリニックのスタッフは全員リウマチ膠原病のスペシャリストですし、やっている治療自体は大学病院と何ら変わりません。むしろ大学病院以上かもしれませんね。当院は予約制なので、大学病院に比べ診察時間がしっかり確保されているため、家族や仕事、生活スタイル、持病の有無など深い部分までお話を伺うことができます。以前から患者さん一人ひとりをじっくり診たいと思っていたので、私自身とてもやりがいを感じています。患者さんの笑顔も近くで感じられます。話をすることで、これまで見えなかったものや、よりその方に合った治療方法が見つかるものです。少しでも体の異変を感じた時は、電話ですぐに対応できるのもクリニックならでは。今後も患者さんとの距離が近い診療を心がけていきたいですね。

診察には予約が必要ですか?

【吉田先生】当院は完全予約制です。初診の方はじっくりお話を伺うため、20分は確保するように心がけています。通常は1時間に5~6人ぐらいが患者さんに寄り添った医療をご提供できる人数だと考えています。当院がめざしているのはよく言われている3分診療ではなく「患者主体」の医療です。例えば、歯周病や蓄膿・水虫など、リウマチの治療に影響を及ぼす意外な病気の有無など、患者さんの情報をいかに正確に深くキャッチできるかで治療効果も変わってきますし、副作用も減らせます。
【勝山先生】時には診察時間が長くなって、時間をオーバーしてしまうこともありますが、待ち時間の間に看護師さんが問診をしてくれたり、診察中に説明しきれなかった薬の副作用や治療について説明してくれたりリウマチチーム医療がしっかりと実施されています。いつも上手にフォローしてくれるので本当に助かっています。

寛解の先を見据えたリウマチ治療に全力

治療の特徴について教えてください。

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【吉田先生】日本で実施されているリウマチ・膠原病の医療は、すべて提供できるようにしています。「一生治らない病気」というイメージが強かった関節リウマチも、今では痛みも腫れもない状態「寛解」を導入して日常生活を不自由なく送れることが可能になりました。治療効果の飛躍的な向上に大きく貢献しているのが、バイオテクノロジーによって生み出された生物学的製剤の存在です。当院では通院患者さんの約4割がこの治療を受けており、生物学製剤の導入率とその治療効果は世界最高水準と言えます。知識の高い専門スタッフがきめ細やかに関わることで安全に十分配慮した上で、寛解の維持を実現しています。さらに、寛解の先を見据えた治療を行っていることも当院の特徴です。妊娠・出産、旅行や買い物、おしゃれ、海外旅行、夢など何も諦めることはありません。人生を思い切り楽しむお手伝いができたらうれしいです。

生物学的製剤治療が受けられない人はどのような方法があるのですか?

【吉田先生】その場合は、ケアラム、リマチルなどの抗リウマチ薬を組合せて関節リウマチの活動性、年齢、罹病期間、治療希望などに応じたきめ細やかな治療を行います。西洋薬が副作用で体質に合わない、西洋薬では改善しない症状があるものの、検査では異常がない未病の患者さんには保険診療で診察ができる漢方の外来を受診することをお勧めします。
【勝山先生】漢方薬には漢方薬の得意な症状、疾患がありますし、西洋医学に漢方を併用することで軽減する症状も多数あります。同じクリニックで専門医同志が患者さん中心に連携して治療を進められることが、患者さんにとっても一番安心だと思います。

診療方針をお聞かせください。

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【吉田先生】患者さんの要望、希望を丁寧に聞き取り実現させてあげることが、我々の役割だと考えます。リウマチだからといって妊娠・出産を諦めることもありません。実際、うちの患者さんは妊娠・出産に至る方が多いのです。私自身、その方の人生を背負う覚悟で常に診療させていただいていますが、やはり男性医師には話しづらいことも。そんな時に頼りになるのがリウマチケアの看護師です。専門知識に基づいた話を切り出すタイミングや聞く力、情報収集力にはいつも驚かされます。
【勝山先生】私が大事にしているのはしっかりと鑑別診断をすることです。また、同じ薬を100人投与して99人が安全だから大丈夫じゃなく、残りの1人がなぜダメだったのか考える医師でありたいです。悩んだ時にすぐに相談できる仲間がそばにいるので心強いです。

わずかな心がけの違いが治療の質を大きく変える

医師を志したきっかけは?

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【吉田先生】学生時代は建築学科をめざしていたのですが夢叶わず。聖マリアンナ医科大学に進学し、ご縁があってリウマチ膠原病アレルギー内科に入局しました。リウマチ膠原病の診療の専門性の高さと奥深さに魅了され今ではリウマチ膠原病治療が自分の天職だとすら思っています。本当にやりがいのあるよい仕事に恵まれました。
【勝山先生】祖父や父が医者で、医者という仕事はみんなに必要とされる仕事だと感じていました。中学から大学までキリスト教の学校だったこともあり、医療を通して人の役に立つ仕事に就こうと思いました。

休日はどのようにお過ごしですか?

【吉田先生】父が長野で開業している「東信よしだ内科・リウマチ科」でも診療しているので、長野と東京とフル回転で行き来していますし、地方での講演も多く、残念ながら趣味であるゴルフもスキーも年に数回行ければ良い方です。それでも仲間と一緒にBBQをしたり、時間がある時は講演会で訪れた地方のおいしい物を食べることが楽しみです。
【勝山先生】最近の趣味は子育てですね(笑)。家に帰って2人の子どもと遊んだり、果物狩りや山登り、川で魚を釣ったり、外に出かけることがよいリフレッシュになっています。

最期に読者へメッセージをお願いします。

【吉田先生】今後も精度の高い専門医療を患者さんに寄り添って提供するとともに、当院の医師や看護師による市民講座や講演会を通してリウマチ治療の最新情報をアウトプットしていきたいです。当院の取組んでいる抗リウマチ薬や生物学製剤の投与方法、妊娠、出産などの治療マネジメントは日本だけでなく世界もリードしている自負しています。せっかく良い薬が開発されもそれを患者さんの希望や思いを叶えるために使えないと意味がありません。今受けている治療に満足していない部分が少しでもある方は、当院へ一度ご相談ください。
【勝山先生】他院でリウマチ治療を受けている方には、紹介状を持参していただいています。ご面倒かと思いますが、正確に診断し、患者さんにあった治療を提供するための大切なシステムですので、ご理解いただけると嬉しいです。

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