成城木下病院

木下 二宣院長

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成城の地で半世紀以上にわたって地域住民に愛され続けているのが「成城木下病院」だ。産婦人科を中心に、小児科、内科、乳腺科の外来診療を行い、36床の産婦人科病棟がある。2005年、産婦人科を専門とする木下二宣院長が、祖父から3代続く同院を引き継いだ。2017年1月にリニューアルオープンした新病院は、著名な建築家が手がけた斬新なデザインながら、周囲の街並みにスッと溶け込んでいる。木をふんだんに使った外観、高い天井と陽光が差し込む大きなガラス窓のある院内、豊かな緑を配置した中庭など、癒しと洗練にあふれた空間となっている。ハイセンスでありながら、院内にどこか懐かしい温かさを感じるのは、気さくで明るい笑顔、そして的確でわかりやすい言葉でインタビューに答える木下院長の人柄に寄るところが大きい。埼玉医科大学総合周産期母子医療センターでリスクの高い症例にも対応してきた経験を生かし、専門性の高い医療を提供する木下院長に話を聞いた。
(取材日2018年6月1日)

成城で地域住民が安心して通える存在に

―歴史のある病院と伺っています。

祖父がこの地に「成城産婦人科医院」として当院を開設したのが1946年です。1952年に「成城木下病院」に改名、私は3代目になります。父の後を継ぎ院長に就任した2005年当時、当院は内科を中心とした医療体制で、病棟は高齢者が中心でした。産科を再開し、産婦人科を中心とした体制へとシフトチェンジしていく中で分娩数もどんどん増えていった結果、最終的に内科は外来のみにし、病棟は産婦人科だけで機能させていくことにしました。しかし、もともとの建物は構造的に内科仕様で、老朽化が進んでいたこともあり、2012年に新病院建築プロジェクトを立ち上げ、2014年9月に建て替えを開始、2017年1月にグランドオープンしました。現在では、女性を総合的に診ていくことを中心とした病院になっています。

―病院としてのコンセプトを大きく転換させてきたわけですね。

そうですね。2017年4月に常勤の小児科の医師を迎え、出産後も当院で継続してお子さまをフォローできるようになりました。「1ヵ月健診後も、木下病院で診てもらいたい」という声を多くいただいていたので、その思いに応えられるようになって良かったなと思っています。また、多くの分娩を行っている産科では、全診察室に4Dエコーを導入し、赤ちゃんが生まれる前にリスクを見つけて対応するよう尽力しており、無痛分娩や帝王切開などにおいても、十分な経験の下、安全かつ患者さまにご満足いただける対応ができるよう努めています。内科や乳腺科との連携もしっかり行っていますので、婦人科に来られた患者さまが風邪気味だから内科を併せて受診する、ということも可能です。患者さまの人生のどのタイミングにおいても、「何か困ったことがあったら木下病院へ行ってみよう」と気軽に相談していただける場所でありたいと思いますね。



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