井上整形外科

井上整形外科

井上 浩院長

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寝たきりの予防に向けて、地域一丸となって取り組む

―多職種との連携を大切にしていらっしゃるんですね。

通所リハビリを開始してから、共通の理念を持った人が集まることによる相乗効果を感じています。それは、医療や介護に関わる職種の方に限りません。例えば送迎車を導入する前は、地元の交通会社に協力してもらい、送迎体制を整えていましたが、これは交通会社の方が「坂の多い地域柄、年配の方が歩くのに苦労している」という現状を気にかけていてくれたからです。そんなふうに「困っている方の役に立ちたい」と思って仕事をしている方はたくさんいらっしゃると思います。だからこそ、僕ももっと勉強して、自分のめざす理念をわかりやすい言葉で周囲に伝えられるようにしなければなりません。その上で賛同してくれる人たちと協力して、実現可能なプランがないか、考えていきたいですね。

―先生のめざす理念とはどんなものですか?

「医療」と「介護」を分けるのではなく、両者の垣根を越えて、地域の方に必要なケアを提供できるような環境を整えていければと思っています。というのも、通所リハビリを通じて地域の高齢者の現状を知るうち、現場で求められているのは医療と介護の融合なのだと気づいたんです。僕はそれを「医護」という言葉で表現していますが、この考え方は今後大切になってくると思います。昨年、神奈川県が実施するME-BYOリビングラボ「健康寿命延伸のための地域サポーター育成事業」に参加し、当院は寝たきり防止に向け、ロコモティブ症候群に関する講演を行いました。その結果、スタッフのモチベーションと地域の皆さんの関心が高まったのを感じています。今後も「医護」という言葉とともに、地域の方が必要なケアを受けやすい環境を担っていきたいですね。

―読者へのメッセージをお願いします。

現在、男女ともに元気に自立して過ごせる「健康寿命」と、「平均寿命」の差は約10年といわれています。言い換えれば、介護を必要とする期間が10年あるということです。これは大きな問題です。僕たちが今安心して暮らせるのは、高齢者の方が頑張って働いてきたおかげです。だからこそ、これまで社会に貢献してきた方々が、少しでも長く自分の足で歩けるようにお手伝いをしたいと考えています。少しでも寝たきりになるのを遅らせることができれば、その間、ご本人は人生を楽しめるし、周りのご家族も介護の負担を負わずに済みますから。今後も医療と介護、双方に携わる立場としてスタッフ一丸となり、地域貢献していきたいと思います。



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