医療法人社団輝生会 初台リハビリテーション病院

菅原 英和院長

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―回復期だけでなく生活期の支援にも力を入れているそうですね。

たとえば専業主婦だった方が脳卒中になった場合、退院後に調理や掃除などなんらかの役割が担えるかどうかは本人にとっても家族にとっても非常に重要です。屋外歩行や公共交通機関の利用などは入院中にも訓練しますが、退院後に伸びる方もいるので訪問リハビリ等適切な生活期の支援につなぐことが大切です。退院前には家庭訪問を行い、自宅の手すりの位置や環境を調整し、ケアマネジャーや生活期のスタッフとの退院前のカンファレンスも行い、自宅退院へのソフトランディングを図ります。患者さんが復職する場合、就業先の企業の方を呼んでカンファレンスを開き、この患者さんはどのくらいの障害があって、どういう配慮があれば働けるということを説明することもありますが、説明の仕方で患者さんの将来が変わるのではないかと毎回かなり緊張します。1人でも多くの患者さんに社会復帰してもらいたいという思いで取り組んでいます。

―最後に今後のさらなる展望をお聞かせください。

より一層力を入れていかなくてはいけないのは、地域リハビリテーションの推進です。退院後のケアやリハビリの質の向上、地域の中のリハビリの活性化ですね。東京都の場合、東京都地域リハビリテーション支援センター事業という取り組みがあり、当院は区西南部の拠点として、研究大会やグループワーク、ヘルパー向けの実技指導なども行っています。院内の教育研修に関して言えば、教育研修部が若いセラピストにとっての大学病院的な役割を果たしていますが、医師の必要数に対して一番足りていないリハビリテーション科の専門医師の教育研修病院にもなっていくべきだと思っています。また、臨床データのアウトカムをしっかり構築し、研究にも力を入れていきたいですね。やはり医学は発展していくものですから、何か新しいものを生み出す、治療法の有効性を証明していくなど、教育研修、研究にはしっかり取り組んでいく必要があるのではないかと思います。



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