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吉岡 睦 院長の独自取材記事

吉岡歯科医院

(門真市/古川橋駅)

最終更新日:2019/08/28

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京阪本線古川橋駅から徒歩9分。オリジナリティにあふれたインパクトのある建物が目印の「吉岡歯科医院」。洗練されたモダンでスタイリッシュな外観はまるでサロンのよう。しかしながら一歩足を踏み入れると感じるのは心地良いぬくもりだ。自然光が差し込む明るい待合室は、インテリアもかわいらしく温かみがあるものばかりで、ゆったりと落ちつけるくつろぎのスペースになっている。「自分がしてほしい診療を提供することを心がけています」と話すのは吉岡睦院長。吉岡院長の親しみやすい快活な口調と、温かく誠実なまなざしに惹かれて来院する患者も少なくない。父である先代の院長が開業してから地域に根差した診療を行い半世紀。診療にかける思いや今後の展望まで話を聞いた。
(取材日2019年2月28日)

地域密着で半世紀、さらに愛される歯科医院をめざして

クリニックを移転された経緯をお聞かせください。

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もともとここから少し中に入ったところで父が約50年前に開業し、長く診療させていただいていたのですが、診療所が古くなってきていたので改装を考えていました。開業するなら少し大通りに出たいと思っていたのですが、患者さんはこの辺にお住まいの方がほとんどですので、前の場所から大きく離れることは考えていなくて。たまたま良いタイミングでこの場所のご紹介をいただいたご縁から、2017年にクリニックを移転しました。

緑豊かなとてもすてきなクリニックですね。

自然との調和をコンセプトにしている設計士さんにお願いして、自分が行きたいと思えるクリニックをめざして作りました。診療室はガラス張りにして庭の緑を感じながらリラックスできるようにと考えたのですが、美容院などとは違って外から丸見えなのは困る仕事です。だからといって僕は閉鎖的な空間は嫌だったので、設計士さんと相談し、外の暖かい日差しが感じられる開放的な空間でありながら、プライバシーに配慮し、外からは見えない造りにこだわりました。キッズスペースもあえて大人が入れないように入り口の天井を低くしています。秘密基地のように子どもたちがわくわくしながら遊べる空間を作ってもらいました。

先代の院長の診療スタイルから変わった部分はありますか?

当院は父の代から地域密着型でアットホームな診療所として地域の皆さんとの関わり合いを大切に診療していました。小さいときからよく父の歯科医院で遊んでいたので、僕の成長を患者さんがずっと見守っていてくれて家族のような方がとても多いです。しかしながら、若い人は昔ながらの古い診療所でなかなか来づらい面があったかもしれません。だから、大通りに出て今まで来られなかった若い世代の方も来院しやすい雰囲気と、今までの古くから来てくださっている患者さんも車いすでも気軽に来やすいように、幅広い年代の方に通ってもらえるクリニックをめざしています。

実際に来院される患者さんの層に変化はありましたか?

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ありがたいことに、今までの患者さんも引き続き来ていただいていて、さらに若いファミリー層やお仕事帰りの方もとても増えました。クリニックの向かい側には大きな団地もありますので、この場所に移転したことで当院を認知してくださって来院されるご高齢の患者さんも増えましたね。

理念は「自分がしてほしい歯科診療を提供すること」

院長をはじめスタッフの皆さんが大切にしていることはありますか?

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自分がその患者さんの立場になったとき、どういうふうにしてほしいかを考えるようにしています。治療だけでなく、会話などさまざまな部分に対して、自分がしてもらいたいことを提供し、心地良く帰ってもらうことを大切にしていますね。歯科の接客は美容院の接客ととても似ていて、例えば洗髪の際に「かゆいところはないですか?気持ち悪いところはないですか?」と気遣いしてもらうと心地良いですよね。歯科も同じです。僕が新人の頃、当時60歳くらいの先生がおっしゃっていた言葉があります。「まだまだ僕たちも芽が生えた程度。勉強することはもちろん大切だけど、自分がされて良いと思うことを患者さんにしてあげなさい」その言葉が今も僕の診療の礎になっています。

先生の得意分野をお聞かせください。

入れ歯治療です。総合病院に勤務していた時に、老人ホームへ訪問診療によく行っていました。そこで入れ歯の患者さんとたくさん出会って、数々の症例を経験していく中で、自分なりのノウハウができ上がったように思います。歯や口の状態は皆さん違いますので教科書通りにはいきません。いかにして自然な状態で型を採れるかがとても重要なんです。頬や唇などに緊張がある状態で型を採ってしまうと、普段その方が入れ歯をはめて過ごしている状態とは違う状況になってしまうため、どうしても違和感が出たり、痛みが出たりします。靴でも実際に歩く状態で合わせてみないとぴったりフィットするかどうかわかりませんよね。それと同じです。食べるときは必ず口を閉じて咀嚼するので、その状態を表現しなければなりません。寝ころんだまま口を開けて型を採るのではなく、チェアを起こしてできるだけ普段の生活に近い状況で口を閉じれる状態にして型を採ります。

予防歯科にも力を入れられているそうですね。

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今までは虫歯など治療がきっかけで来院され、その後定期的にメンテナンスをさせてもらうという流れが多かったのですが、最近は初診で検診してほしいと来られる方が増えてきました。そういう方を増やして歯への意識をもっと高めていきたいです。歯医者というと怖い、痛い、というマイナスなイメージがありますよね。できれば歯医者には行きたくないと思っていらっしゃる方が多い中で、いかに行きやすいクリニックにしていくのかも、僕らに与えられた使命だと思っています。セルフケアが不安な方や歯周病が進んでいる方には「毎月でも心配だったら来て」とお話しすると、皆さんちゃんと守ってくださっているので、健康な歯を長く大切にしたいと考えられている人が多いのだと実感しています。安心するためだけでも気軽に来てくださったらうれしいですね。

父が築いた信頼を大切に、今後も地域に根差した診療を

先生が心がけていることをお聞かせください。

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大きく治療が必要な方や、歯並びなども含めて、治療後のキレイなできあがりを僕は「作品」だと思っています。良い作品ができるように、患者さんが希望する色や形をはじめとする治療に対する要望をできるだけしっかり聞いて、最終的に満足してもらえるように心がけています。僕が患者さんの立場なら、そうしてほしいと思いますしね。でき上がった後も、歯の形一つをとっても妥協はしません。患者さんが少しでも気になる部分があれば極力何度でも修正します。満足してもらうことが大切なので、「気になるところがあったら何回でも遠慮なく言ってくださいね」とお伝えしています。割と遠慮なく何度も要望を言ってくださる患者さんが多いので、垣根のない信頼関係が築けているのではないかと思うと、うれしいですね。

歯科医師としてのやりがいはどんなことですか?

やはり患者さんが笑顔で帰っていかれる姿を見れることですね。調子が良くなったことでおいしく食べられるようになったからか、次にお会いした時にふくよかになられている方もいます。「あんまり食べ過ぎたらだめですよ。今度は体が悪くなりますよ」なんて冗談を言いながら笑顔で触れ合えるのがとてもうれしいです。昔からの患者さんには「先生」ではなく「ぼん」と呼んで親しみを持ってくださっている方もいて、親戚の子のように接していただいています(笑)。「顔見に来たよ」と来てくださる患者さんもいて、この場所を離れずやってきて良かったなと感じます。時にはお叱りを受けることもありますが、それも長いおつき合いの中で生まれた深い愛情から来るものだと思っています。とてもありがたいことですね。

今後の展望をお聞かせください。

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予防歯科の大切さをもっと広めていきたいので歯科衛生士の人数も増やしました。悪くなってから来るのではなく、悪くならないために来る人が増えればうれしいですね。お子さんも楽しい歯医者さんだったらいいですよね。虫歯になってからだと、どうしても嫌なことをしなければいけませんが、虫歯にならないために行く歯医者さんは決して怖いところではありません。楽しく通ってカプセルトイのご褒美をもらえるところ、そんな印象になればいいですね。「吉岡歯科医院は楽しく気軽に来れるところ」そんなクリニックをめざしてこれからもスタッフ一丸となって地域に貢献していければと思います。

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