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山崎 和紀 院長の独自取材記事

アンデュースキンケアクリニック

(横浜市都筑区/センター南駅)

最終更新日:2023/07/28

山崎和紀院長 アンデュースキンケアクリニック main

横浜市営地下鉄グリーンラインとブルーラインのセンター南駅近くの「アンデュースキンケアクリニック」山崎和紀院長は、大学病院や総合病院で形成外科を専門に研鑽を積んできたドクター。医学部時代、やけどや傷痕などの外見の悩みにアプローチすることの重要性を知り、形成外科の道へ。そして、マイナスをゼロにする治療から、プラスの治療でも患者を幸せにしたいと考え、美容外科を選択したという。患者の気持ちに寄り添いながら、一人ひとりにとって適切な方法を提案していくのが信条で、新しい治療法や施術は自分でも体験してから勧めるそうだ。和やかな語り口と優しい笑顔が印象的な山崎院長に、同院の特徴や診療への思いを聞いた。

(取材日2023年5月25日)

若い世代や男性も含め、肌や美容の悩みに幅広く応える

こちらは、開業から16年目を迎えたとのことですね。

山崎和紀院長 アンデュースキンケアクリニック1

開業以来、地元でお肌に関する悩みを解決することをめざしてきました。美意識の高い方の多いエリアなので、ご要望に応える形で診療内容も多岐に広がってきましたね。当初は40代、50代の女性がよく見受けられましたが、最近は20代、30代の方も増えています。また男性の方も増えています。若い世代はニキビ、肌荒れなどのご相談が多いですね。頭皮や円形脱毛症などの相談にも対応しています。

男性の患者さまも多いのですね。

以前から、ご夫婦で来られる方はいらしたのですが、最近はお一人で来られる方もいらっしゃいます。日焼けを気にするなど、男性のスキンケアに対する意識も高まっているのでしょうね。女性はお顔全体についての悩みを訴えられますが、男性の場合は、このほくろが気になるなどと、具体的に示されることが多いです。また若い男性ではニキビの治療に来られる方が目立ちます。昔は、若い時はニキビがあるのは当たり前というような風潮もありましたが、やはりニキビの悩みはないほうが毎日を快適に過ごせるもの。若い男性の意識も変わってきているのでしょうね。

診療する上で大切にされていることは?

山崎和紀院長 アンデュースキンケアクリニック2

まず、悩みやご希望を遠慮せずに話していただけるようなリラックスできる環境づくりと、医師が責任を持ってカウンセリングを行うことが大切だと考えています。そして、悩みの状況を把握できたら、なるべく具体的にプランを提示させていただいています。悩みを解決するためにどんな施術が必要か、どのくらいの頻度で何回くらい通院いただくことになるかなど、費用も併せて具体的にお伝えするようにしています。最近はインターネットなどで紹介された方法をはじめから希望される場合もありますが、診察した上で、その方の状態に適した別の選択肢があればお示しすることもあります。せっかく相談に来られたのですから、より高いゴールをめざしたいですからね。

形成外科で身につけた技術や専門性を美容外科に生かす

そもそもどうして形成外科を専門にされたのでしょうか。

山崎和紀院長 アンデュースキンケアクリニック3

医学生の頃、形成外科の実習で、やけどをされた顔に皮膚移植を行う手術を見学したことがあり、とても丁寧に縫われているのが印象的でした。医師というのは人の命を救う職業だという先入観があったのですが、傷痕や、顔立ち、指の欠損など、命に関わらないが外見などで苦しむ方を救い、患者さまのその後の生活を豊かに、幸せにさせていただくための世界もあると知り、感銘を受けたのです。ちょうどその頃、杏林大学の形成外科・美容外科に、1ミリの血管をつなぐような精密な技術で知られる波利井清紀先生が専任教授として着任されたタイミングだったのにも後押しされました。波利井先生はマイクロサージャリーによる組織移植に精通している方で、直接指導を受けられたのは、この分野の医師として幸せに思います。

では、美容外科に進まれたきっかけは?

大学病院や市中病院勤務を経験して、基本は形成外科を、病院によっては美容外科を併設もしていましたので、そちらの領域でも研鑽を積んできました。形成外科は、例えば交通事故などで傷を負われた方の、マイナスの状態をゼロに引き戻すお手伝いをするようなものであるのに対して、美容外科は患者さまのご希望や期待に応えてプラスを積み重ねていくもので、だんだんプラスの技術で喜んでいただきたいと考えるようになったのです。技術や手法は共通していても、マインドの部分は異なりますから、私としても改めてチャレンジをしていくような心持ちで美容外科に取り組んできました。

印象的な患者さまのエピソードなどがありますか?

山崎和紀院長 アンデュースキンケアクリニック4

印象的なのは、手足の先天異常や先天性の眼瞼下垂などお子さんの患者さまが成長していく姿ですね。特に忘れられないのは、額に血管腫といわれる赤あざのあった女の子の赤ちゃんへ色素レーザーを照射する治療をしたこと。お母さんがとても心配されていたのですが、そのお子さん自身の明るさやあどけなさが印象的でしたね。赤ちゃんが治療ごとに成長していき、お母さんと手をつないで元気よくあいさつをしてくれたり、人見知りをしたり、嫌がって駄々をこねて泣いたりといろいろな表情、姿を私に見せてくれました。当時は当直が多く、疲れている私には大きな癒やしでしたね。

先生のプライベートな面も教えてください。

新しい治療や施術は必ず自分で試してみてからお勧めしています。私自身、だんだん肌の状態が気になる年齢になってきたので、自分のケアにもつながって一石二鳥だと思っています(笑)。走るのが好きなので、休みの日にはランニングをしていますが、朝の涼しい時間帯に行うなど、紫外線には気をつけていますよ。以前はフルマラソンにも挑戦していましたが、やりきったという感じですかね。最近は甘いものに凝っています。この近辺はおいしいスイーツのお店も多いので、スタッフに差し入れつつ、自分もしっかりいただいています。実は、コンビニスイーツもチェックする「スイーツドクター」なんですよ(笑)。

常に新しい知識や技術を取り入れ、精度を高める

専門的な立場から、日常生活でのアドバイスをお願いします。

山崎和紀院長 アンデュースキンケアクリニック5

よくお伝えしているのは、洗顔やクレンジングの際に、お顔を強くこすってしまわないようにということです。摩擦は色素沈着のもとですので、頬骨のあたりなど、ぜひ意識して優しく触れるよう、気をつけていただきたいですね。また、入浴後は水分が蒸発して皮膚が乾燥しやすいもの。化粧水などでしっかりと保湿する必要があります。そうした日常的なケアと、定期的に行うクリニックでのメンテナンスで肌の状態を保っていただきたいです。治療や施術を受けて、それでおしまいというものではなく、日々のケアも大切であることを意識していただきたいですね。

今後の展望についてはいかがでしょうか。

まずは患者さまに「来て良かった」と満足していただくことで、リピートしていただけるクリニックをめざすことです。新しい治療法や機器もどんどん開発されていますから、現状に満足するのではなく、新しいものも吸収しながら、治療や施術のレベルを上げていきたいと思っています。がんの手術などと異なり、形成外科での治療は、医師がある程度アレンジできる幅があります。そこも形成外科のいいところだと感じていますので、常にレベルアップしていきたいと思っています。患者さまも高いレベルのものを求められますから、より良い結果を出すために、新しい知識や技術を身につけて、常に先をいかないといけない。小さい手術一つも、アスリートのような真摯な気持ちで取り組みたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

山崎和紀院長 アンデュースキンケアクリニック6

高いレベルの治療や技術を用意していても、患者さまに受けていただかなければ、より良いパフォーマンスを発揮することはできません。16年にわたり、地域の皆さんやスタッフに支えられてきたことに感謝しています。例えば、気になるお肌の悩みの一つでもアプローチできれば、毎日が楽しくなり、気持ちが明るくなれることもあると思います。お肌や見た目の悩み、困り事に対して、責任を持って医師が評価とカウンセリングを行い、満足いただける治療や施術をご提案していきたいと思っていますので、ぜひ気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

自費診療の初回カウンセリング/3300円

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