助産院バースあおば

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助産師 柳沢初美 先生

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妊産婦と助産師の一体感、仲間の存在が支えに

―先生方は助産師になられてどれくらい経つのですか?

【仲先生】私は38年。柳沢先生も30年以上よね。私の場合はもともと産科の施設で働いていて、そのときに助産師の資格を取ったんです。これまで大勢の妊産婦さんのお産に立ち会ったこともそうですが、自身の2度の出産経験は現在の診療に影響していますね。陣痛が始まってつらいとき、ずっとそばについてくれていたのが兄で、腰をさすったりしてくれました。その手のぬくもりを今でもよく覚えていて、だから私も妊産婦さんの痛がっている場所に手をあてたり、さすってあげたり、自然に手が伸びていくんです。痛みというのは不安があると増しますから、できるだけ安心感を与えて痛みを和らげてあげるんです。
【柳沢先生】そういうきめ細やかなケアが助産院の喜ばれるところです。ここには助産師や看護師を志す学生さんが実習に来ますけど、「病院にはない一体感がある」って言いますものね。診察も医療機器に頼らず五感を働かせて、妊産婦さんの表情や体の変化からお腹の赤ちゃんの状態を診ていきますから、そういうのにびっくりするみたい。助産師魂というか、私たちならではの技を彼女たちは学んでいきます。

―このお仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

【柳沢先生】それはもう、赤ちゃんが無事に生まれてきてくれたとき。そしてお母さん方が2人目、3人目の出産もここに来てくれるのがうれしい。私はね、自分にお産の経験がないから、なんていうのかしら、妊産婦さんたちに頭が上がらない。慈しみと尊敬の念を抱かずにはいられないんです。それはこれからもずっとそうだと思います。だって新たな命が生まれるって、すごいことでしょ? そういう仕事に就けたことをうれしく思うし、こういうのを天職っていうのかなと日々、幸せに感じています。

―助産院での出産を考えている女性たちにメッセージをお願いします。

【仲先生】助産院を選ぶ女性たちは出産に際して必要以上の医療処置をしてほしくないという考えの持ち主ですが、やはり最初は「万が一のとき、医療設備がなくて大丈夫かしら?」と不安もお持ちです。それはご本人よりも、ご主人やそのご家族に多いようで、そういうときは、お産に向けた体づくりや近隣病院との連携などについてご説明したり、一緒に院内を見学してもらったりすると、みなさん納得してくださいます。なんといっても1000人以上の赤ちゃんが、ここで無事に誕生しているという事実、これが一番大きいでしょう。
【柳沢先生】妊娠・出産は本来、自然のものだけど、現代の便利な生活に頼っていては自然なお産はできません。それをカバーするための当院ならではサポート体制で、妊産婦さんたちを支えているのがこの助産院。そして、私たち助産師は妊産婦さんが孤立しないよう、いつでも身近にいる存在です。「女性同士、いつも一緒に歩いていこうね」というスタンスね。それに、ここにはたくさんの仲間がいます。さまざまな活動を通して出会ったお母さんたちの結束は固いですよ。出産後には同窓会を開いたりして家族ぐるみのお付き合いにまでなって。本当に絆が深いんです。



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