関東中央病院

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新家眞院長

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地域密着の姿勢を大切にしつつ
専門病院レベルの肺がん治療を提供

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手術や放射線、化学療法などによるがんの集学的治療に積極的に取り組み、胃がんと大腸がん、肝がん、乳がん、前立腺がんについて、高度で専門的ながん医療を提供している「東京都がん診療連携協力病院」として認定されている「関東中央病院」。同院にはこの春、新たに加藤靖文呼吸器外科部長が着任し、肺がんをはじめとした呼吸器疾患の外科的治療に、さらに力を入れていく体制を整えた。東京医科大学では講師を勤め、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医で、これまで数多くの肺疾患治療に携わってきた加藤部長に、肺がん治療と同院の呼吸器外科について話を聞いた。(取材日2017年8月8日)

初期の自覚症状がほとんどなく治療も難しい肺がんは、早期発見と早期治療が大切

肺がんについて教えてください

1 ▲診断から治療までを一貫して行えるのも特徴だ 肺がんは、日本人の罹患率が全がんの3位であるにもかかわらず、死亡数が男性で1位、女性でも2位と根治させることが非常に難しい難治性の病気です。初期のうちは症状がほとんどないことから早期発見も非常に難しい上に進行も早いので、見つかった時点で手術が適用にならない進行がんになってしまっている人が半数以上います。肺がんが進行してから出る症状としては、長引く咳、血痰、胸部痛などがありますので、これらの症状があるのなら一刻も早く専門の医師の診察を受けることをお勧めします。治療の第1選択は手術ですが、転移などにより手術ができない場合は、放射線療法や化学療法などを組み合わせて治療を行います。

肺がんを早期発見するには、どうすれば良いのですか?

2 ▲高性能な64列マルチスライスCTで撮影 肺がんは、かなり進行しないと症状が出ないため、早期発見をするには、会社や自治体などで行われる年に1回の健康診断を確実に受けることが重要です。健康診断では、一般的に肺のレントゲン検査や痰を顕微鏡で調べる喀痰の細胞診検査を行いますが、人間ドックなどで行われる胸部CT検査なら、より詳しい検査ができます。これらの検査でも初期の肺がんを100%見つけることは難しいのですが、年に1回受けていれば、根治が望める段階で見つけることができる確率が高くなります。また、胸部CT検査は、1回受けて疑わしいところがあれば、引き続き毎年受ける。何もなければ、毎年の普通のレントゲン検査でフォローしていくのが良いでしょう。

肺がんが見つかったら、どのように治療をするのですか?

3 ▲胸腔鏡手術 第1選択になるのは手術による切除です。肺がんは、まわりの臓器やリンパ節に少しの転移がある3A期までは根治が望めます。リンパ節や他臓器への転移がない局所性の肺がんは早期の手術で切除し、リンパ節などに転移があれば、状況によって化学療法や放射線療法のあとに手術を行います。また肺がんは、手術だけで根治することが少ないのも現実で、手術後も化学療法などを組み合わせて再発を予防します。最近では、免疫細胞を再活性化してがん細胞を退治する「免疫チェックポイント阻害剤」などの新しい薬が登場して効果も出ていますが、これらの薬は基本的に、手術による切除ができない場合や標準治療を行なったあとの2次治療で適応となります。

こちらの呼吸器外科の特徴を教えてください

4 ▲呼吸器内科と連携し、治療方針等についてカンファレンスを行う 都心まで行かなくても、がんを専門的に治療している病院と同等の治療が受けられることです。手術は、患者さんへの侵襲が少なく早い回復も望める胸腔鏡による完全鏡視下手術(VATS)から拡大手術まで幅広く対応しながら、安全性と根治性を第一に考えて行っています。加えて、呼吸器内科とも頻繁にカンファレンスを開くなど連携しながら、総合病院として診断、手術や薬物治療、化学療法、放射線による治療、緩和ケアまでを一貫して行えるのも特徴です。また、肺がん以外にも肺腫瘍、胸壁腫瘍、自然気胸、胸部外傷などの胸部疾患や縦隔腫瘍などの縦隔疾患の治療をしており、年間多くの全身麻酔呼吸器外科手術を行っています。

診療の際に先生が心がけていることを教えてください。

5 ▲数多くの肺疾患治療に携わってきた加藤部長 技術的に高いレベルの治療を行うのは当然のこととして、患者さんとの良い人間関係を構築することで手術後の精神的なフォローアップをすることを大切にしています。手術というのは、あくまでそのときだけのことですし、痛みもいずれは良くなります。しかし、治療というのはそのあとも続くわけですから、いかに患者さんが腹を割って話してくれる関係をつくれるかが大切だと考えています。人間関係ができると良いことも悪いことも、患者さんはなんでも話してくれるようになるので、それでさらに良い治療ができるんです。逆に、「これを言っても良いのだろうか?」と患者さんを悩ませているようでは駄目だと思っています。

ドクターからのメッセージ

加藤靖文部長

肺がんは治療が難しい病気で、進んでくると通院が難しくなることも少なくありません。そのことを考えれば、離れている病院までわざわざ通うよりも、近くの病院で治療を受けるほうがベネフィットは大きいと考えます。当院の呼吸器外科では、専門的にがん診療をしている病院と遜色ない治療を受けることができます。そして、地域密着のアットホームな病院ですから、必要なときには安心して受診してほしいと思います。肺がんは、早期発見と早期治療が本当に重要な病気ですから、毎年の健康診断は必ず受けてほしいですし、もし少しでも何かがあれば、もちろん当院でも構いませんので専門の医師の診断を必ず受けましょう。

記事更新日:2017/10/10
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