関東中央病院

関東中央病院

新家 眞 院長

頼れるドクター

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用賀駅と千歳船橋駅のほぼ中間に位置する「関東中央病院」は、公立学校共済組合の職域病院として昭和28年に開院。現在は組合員に加え、約90万人の世田谷区民の医療を支える中核病院として、地域になくてはならない病院となった。質の高い医療に加え、人間ドックなどの健康管理やメンタルヘルスの分野でも多くの患者を支えてきた実績は大きい。さらに、心臓疾患や内視鏡外科手術、ラジオ波焼灼療法、前立腺肥大症治療など、全国的にもレベルの高い医療を提供しており、世田谷区以外にもさらに広く門戸を開いている。東京大学名誉教授で、緑内障のエキスパートとして世界的に活躍する新家眞院長を中心に、「心あたたかく、日々新たに」という基本理念のもと、質の高い医療を温かい人の心で提供している点も注目に値する。地元住民の信頼を築いてきた病院の歴史や、現代のニーズに応える地域医療の在り方について伺うとともに、新家院長のモットーや趣味のことまで、じっくりと伺った。
(取材日2013年5月22日)

高度な医療技術で世田谷の医療を支える中核総合病院

―まずは病院の歴史と特徴からお聞かせください。

当院は昭和28年より公立学校共済組合の職域病院として出発しました。昭和32年からは組合員に加え、地域住民の健康を守る役割を担う立場となり、世田谷区の中核的医療機関として、常に質の高い医療を提供して参りました。全国8カ所ある公立学校共済組合直営病院の中では最大規模の病院で、病床数462は世田谷区では最大規模を誇ります。現在は、高度な医療技術のさらなる向上と、特色ある新たな診療科の設置を積極的に行っており、当院での治療を望まれる全国の患者様に広く門戸を開いています。昔から東京大学医学部と縁が深く、強いネットワークがあります。人事や医療連携も活発に行われており、当院で対応が難しい場合は、東大病院へご紹介し、協力して治療にあたります。また、昨年9月には世田谷区唯一の地域医療支援病院として、東京都に承認されました。地域の医院やクリニックと役割分担や連携を図り、さらに地域医療に貢献いたします。

―診療の柱となっているのはどの分野ですか?

特に大きな特色がある分野は「心臓疾患への対応強化」切らずに治す内視鏡手術の実施」「ラジオ波焼灼療法」「最新の前立腺肥大症の治療」が挙げられます。当院は入院患者の平均年齢が76歳と高く、地域の高齢者にとっては欠かせない急性期病院です。このような特性を鑑み、高齢化に伴う心臓疾患の増加に対応するため、新たに心臓血管センターを設置し、循環器内科と心臓血管外科が協力して診療に当たっています。同分野では世田谷区で唯一のCCUネットワーク加盟施設であり、急性大動脈スーパーネットワーク支援病院です。虚血性心疾患や大動脈瘤、大動脈解離の救急に24時間体制で対応しています。狭心症や心筋梗塞の血管内治療を得意としていますが、最近は足に行く血管が細くなったりつまったりしている状況を、カテーテルで広げる治療も積極的におこなっており、年間のカテーテル実績は世田谷区内でトップです。

―「切らずに治す内視鏡手術」の特徴についても教えてください。

東大病院肝癌治療グループが導入した「切らずに治す肝臓がん(ラジオ波焼灼療法)」を実施しており、2011年までに約2000件を超える治療実績があります。大腸がんに代表される転移性肝癌の治療件数は国内トップ3に数えられています。転移性肝癌に対する治療の第一選択は外科的切除ですが、がんの広がりや患者さんの年齢・希望により切除が行えない方も多数いらっしゃいます。ラジオ波焼灼療法では基本的に90%以上で腫瘍の縮小あるいは消失が期待できるため、化学療法などを組み合わせることでさらなる生命予後の向上が期待できます。実際の治療方法は超音波(エコー)で観察しながらがんに針を刺し、針につながれた機械のスイッチを入れると針先から3?の範囲に熱が伝わり、がんを死滅させるというものです。3?程度のがんであれば12分間で、2?以内ではわずか6分ほどで治療は完了します。同じく内視鏡を用いて胃がん・大腸がんを切らずに治療することができます。大腸ポリープ、早期大腸がんであれば、おなかを切らずに内視鏡で切除するため、日帰り手術が可能です。

記事更新日:2016/01/24


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