医療法人財団柏堤会 奥沢病院

伊平 慶三病院長

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奥沢駅から3分。自由が丘駅から7分。人口が多い地域であるからこそ、急に倒れた高齢者の救急治療など「いざと言う時に頼りにでき、アクセスしやすい病院」が、巨大な医療機関だけではなく求められている。そんな現代的なニーズに応え続けているのが、伊平慶三病院長の率いる「奥沢病院」だ。コミュニティに密着した急性期(症状が急激にあらわれた時期で、多くは早期の治療を要する)医療を提供する場だからこそ、昔ながらの「かかりつけの個人医院」とも、「地域の基幹となる大きな病院」とも並行して通い分けることができる。患者やその家族にとって苦しい時に選択できる行き場の種類が増えることはありがたいだろう。最近の数年間でこそ、地域内における包括的な医療・介護・福祉が協力し合うシステムづくりは、行政からのサポートも得られるようになってきた。しかし、一般的にはコミュニティ内における医療連携は地域差が大きく、暗中模索といった面もある。そのような中で、20年前からコミュニティに密着した病院づくりをしてきた同院の経験知には、患者や家族は大いに助けられるだろうと思われる。伊平病院長の誠実な話を聞いた。
(取材日2017年5月18日)

地域住民のために近い距離感の急性期医療を

―コミュニティーのための病院とコンセプトを掲げておられます。

20年前、開院時の院長だった故・松村光芳先生のアイデアです。私も含め当院に集まったスタッフは巨大な医療機関の出身者が多く、大きな病院でも地域の個人医院でも行いづらい医療の必要性を痛感していたのです。例えば、大きな病院では専門性の高い医療を提供できるものの、患者さんお一人ずつに割く時間は減らざるを得ません。丁寧にやるほど患者さんの待ち時間を増やす構造がありますからね。そこで、特に開院当初は時間に余裕があったこともあり、充分に時間をかけて患者さんの身体に関するお悩みをお聞きすることにしました。診療の最後には「他には何か大丈夫ですか?」と聞きます。複数抱えている場合もある病気の相談もできるわけです。可能なら、患者さんがその場にいながら、医師やスタッフが動くことで診療科目の垣根を超えた診療を実現させようとしているのです。地域にそのような病院があれば患者さんにとってはうれしいのではないかと。

―患者をあまり断らない、という急性期医療を実現されていますね。

近隣の医療関係者が信頼して紹介してくださって患者さんが来られる場合も多いわけです。お役に立ちたいですよね。急性期ですから、幅広い症状の患者さんが来院されます。その状況はいつもあるものなので、私たちは当初、専門性の薄かった分野についてはパートの医師に来てもらいながら学び続け、必要ならばより高度な医療機関との連携を重ね、いるスタッフが幅広く対応できる領域をじわりじわりと広げてまいりました。例えば、当院には脳外科はありませんが、脳梗塞などで搬送される患者さんも多いわけです。しかし、この20年間で周囲の基幹病院の諸先生がたと相談を重ね、「心配だから寄ってみた」など帰りに来てくださるほどの密な関係性を結ぶことで、そのつど何をするのが最前の判断・治療なのかの経験知が蓄えられた面も多くあります。顔の見える関係で多くの医療機関とつながっているからこそ、幅広い医療を提供できるに至ったのです。

記事更新日:2017/05/30


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