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安達 亮 院長の独自取材記事

RYO DENTAL CLINIC

(さいたま市大宮区/大宮駅)

最終更新日:2022/02/16

安達亮院長 RYO DENTAL CLINIC main

大宮駅から徒歩5分。駅前の大通りに面したビルの3階に「RYO DENTAL CLINIC」がある。約46年の歴史を持つこのクリニックでは、2014年に歯科医師の安達亮先生が院長へ就任。それを機に、充実した医療環境を整えリニューアルを果たした。待合室はモダンで落ち着いた雰囲気。診療室に広がる大きな窓は開放感があり、初診でもリラックスできそうだ。また、個室診療スペースやパウダールームも完備されているので女性も安心だろう。診療においては地域密着を信条とし、一般歯科のほか、インプラント治療やメンテナンスにも対応するなど、症状を問わず通いやすい体制を整えている。クリニックの変遷、診療の特色やこだわり、歯科医師になったきっかけなどについて安達院長に聞いた。

(取材日2015年5月23日/情報更新日2021年10月29日)

安心・安全の診療を志し、もてなしの心で地域に密着

きれいでとても落ち着く雰囲気のクリニックですね。

安達亮院長 RYO DENTAL CLINIC1

ありがとうございます。クリニックというと、やはり「怖い」「痛い思いをする」というマイナスイメージもまだありますから、そういったことも拭い去ることができる院内環境を心がけました。デザインに凝ったというよりは、空気感ですね。患者さんが来院したときに、ほっと一息つけるような雰囲気にしたかったんです。安心・安全の診療はもちろんのこと、みんなが“笑顔になれる”、“なんでも相談できる”クリニックをめざし、私含めスタッフ一同、これからもホスピタリティーを追求していきたいですね。

院長職に就かれた経緯や、貴院で診療を始められたきっかけを教えてください。

私が当院の院長に就任したのは2014年1月のことです。ただ、当院は新規のクリニックではなく、前院長の榎本善保先生が開業してから数えて、約46年の歴史があります。榎本先生は、東京歯科大学で長らく義歯学講座を教えていらっしゃった先生です。私も同大学の義歯学講座の出身で、それがご縁となり、あるときのOB会で声をかけていただきました。それから勤務医として当院で5年ほど研鑽を積み、今日に至るわけです。前院長の頃から通ってくださっている患者さん、そして近隣にお住まいの方々の健康と、地域医療に末永く貢献できるよう誠心誠意診療に打ち込んでいきます。

クリニックの特色を教えてください。

安達亮院長 RYO DENTAL CLINIC2

長年かかりつけにしていただいているご高齢の方をはじめ、新しく来院された20〜40代の働き盛りの男女など、幅広い層の患者さんがいらっしゃいます。ですので、老若男女・症状問わず、何か心配事があれば気兼ねなく通える、包括的な診療体制を整えています。特に義歯や噛み合わせ治療は当院の得意分野であり「一口腔単位での治療」がモットーなので、歯周病や虫歯などの基本治療をしっかり行った上でのかぶせ物、義歯、インプラント治療を行っております。プラスチック製の義歯や金属床義歯の治療も実施しています。患者さん一人ひとりに対し噛み心地のご提案ができ、義歯設計から作製まで、安心・納得の治療を心がけています。また、高精度のかぶせ物の作製、質の高い歯科治療をモットーに、自費・保険問わず、安定性に優れたシリコンラバーの印象材を使用しています。

ロゴデザインに想いを込め、生涯のかかりつけをめざす

貴院のロゴは、とってもすてきなデザインですね。

安達亮院長 RYO DENTAL CLINIC3

これは、私が院長に就任した時、自分でデザインしたものなんです。かわいらしいでしょう(笑)。実はこのロゴが、当院のすべてを表しています。歯をモチーフとしたハートや中央の笑顔は、当院に関わるすべての人が笑顔になれるように、ということを意味します。治療ありきで完結するのではなく、おもてなしの心に則り、信頼関係を大切にしているのです。そして「歯科医療は”点”ではなく、”線”である」という、歯科医師としてのこだわりを「気づき」として表しています。例えば、虫歯を治療するのであれば、悪い患部を治療して完了です。でも健康にフォーカスすれば、「なぜ虫歯になったのか」「今後は再発しないのか」といった疑問も当然出てきますよね。もちろん患者さんのご協力も欠かせませんので、ご自分の体のことを知っていただきたいという思いも込めました。患者さん、歯科医師の相互理解・協力のもとに生涯にわたる健康があるのです。

そのようなこだわりに至ったきっかけをお聞かせください。

私が院長になった経緯でもあるのですが、自分の経験と、前院長がおっしゃった言葉がきっかけになりました。大学病院での勤務医時代、私がいつも感じていたことがあるんです。それは、担当する患者さんをずっと診ることができないもどかしさでした。やはり自分が担当する患者さんのかかりつけとして、いつまでも責任を持ちたいという思いがあったんです。そのことを、いつも心の中に留めていたところ、前院長から「今までの患者さんを不安にさせたくない。この場所で生涯、患者さんを診ていってほしい」という言葉をいただきました。それは今まで自分が求めてきたビジョンでしたから、共感と感銘を受け、現在に至るというわけです。生涯診るということは、病気だけではなく、健康を診るということですから、大きな責任があります。それを追い求めていきたいという思いを明確にするため、先ほどのデザインを思案しました。

歯科医師として今、発信しておきたいことはありますか?

安達亮院長 RYO DENTAL CLINIC4

よく、患者さんとクリニックのあり方について考えます。現代に限ったことではありませんが、俯瞰すれば、病気になってからクリニックを訪れる、そして治療するという図式は古い考えで、生涯の健康を求めるのであれば、重要なのは病気になる前からの取り組みです。つまり予防ですが、例えば正しいデンタルケア、メンテナンスなど、病気を防ぐための情報や技術がクリニックにはたくさんあります。私たちも、もっと情報発信などに力を入れていかなければいけませんが、そのことを健康な方にも知っていただきたいんです。クリニックは治療だけではなく、健康を維持させていくためにもあるということを、広めていきたいと思っています。

口腔は全身の健康に通ず。全身をいたわる健康づくりを

歯科医師をめざされたきっかけを教えてください。

安達亮院長 RYO DENTAL CLINIC5

父が歯科医師という家庭環境が大きいと思います。小さい頃から歯科医療が身近だったというわけではありませんが、歯科大学の教授だった父の背中を見て育ち、自然に意識するようになりましたね。でも、実はアーティストやクリエーターなど芸術の世界にも憧れがあったんですよ。プラモデルを作ったり、絵を描いたり……、物作りや自分を表現するのがとても好きで、将来を考えあぐねた時期もありました(笑)。現在は歯科医師として医療に携わっていますが、医療も芸術もまったく乖離したものではないと感じることもあるんです。というのも、私が研鑽を積んできた義歯補綴学にしてみても、大切なのは「バランス」なんですね。いくら精度の高い補綴物を製作しても、患者さんの口腔内に合わなければ意味がありません。いかに「物」と「人」の調和を図るか、その感覚は造形や絵画にも重要な要素ですから、表現で得たことは診療にも生かされているかもしれません。

休日はどのようなリフレッシュをしていますか。

子どもと一緒に遊ぶことですね。わが子の成長を肌で感じるのが、一番のリフレッシュになっています。あとは、学校で使う用具を手作りして、プレゼントするのを楽しんでいます。これまでに、座布団カバーや靴入れ、また自転車なども作りましたが、とても喜んでくれましたよ。完全に趣味と実益を兼ねているのですが(笑)、今でも絵を描いたり物作りで表現をするのは好きですね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

安達亮院長 RYO DENTAL CLINIC6

私の好きなスタンスとしては、東京歯科大学の講座のOBで、インプラント治療で高名な小宮山彌太郎先生がおっしゃられた「自分の子どもにするような治療を行いなさい」という教えがあります。少し大げさに感じるかもしれませんが、歯ブラシ一本で変わる生活や人生もあると、私は考えます。当たり前にある歯ですが、失ってしまえば二度と生えてきません。私たちは患者さんと二人三脚で皆さんの健康をサポートしていけるように、ともに成長して行きたいと思っています。家族に対するような心のこもった丁寧な診療に努め、『あなたのファンになります!』をコンセプトに掲げて皆さんに幸せな生活を送っていただくことが願いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/28万6000円~
総入れ歯/22万円~(プラスチック製、金属製を含む。使用素材により費用に変動があります)
部分入れ歯/11万円~(プラスチック製、金属製を含む。使用素材、治療部位により費用に変動があります)

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