伊藤歯科医院

伊藤歯科医院

伊藤 昌男院長

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稲毛海岸駅から徒歩で約5分。稲毛駅からバスと徒歩の併用で約8分。高洲公園の前に建つ「伊藤歯科医院」の伊藤昌男院長は、40年以上も地域密着型の歯科診療を提供してきた。東京医科歯科大学の大学院における研究で博士号を修得し、根管治療によって歯を残す可能性を探ることを得意とする伊藤院長のもとには、時には埼玉県や、岐阜県などの遠方からも患者が訪れてきた。患者の緊急時にも、逃げも隠れもせずに対応したいという思いから、医院は居住部分と隣り合わせだ。真剣な診療方針を聞いた。
(取材日2017年6月19日)

歯は機械が治すのでなく、患者と医師で協力して治す

―この地域で開院された経緯を、お聞かせください。

私は1970年に、東京医科歯科大学の大学院・博士課程を修了しました。その後は大学に残り、文部教官助手・講師として診療、研究、教育にあたったものです。しかし、間もなく大学紛争が激しくなり、東京医科歯科大学でも、講師としてのまともな活動が難しくなってしまったのです。廊下で学生とすれちがっても誰ひとり挨拶もしないような環境になり、苦しかったですね。同時期に教えに行っていた鶴見大学では、教えてもいない学生からも挨拶されていたものだから、大きなギャップを感じました。それで開業の道を選んだのです。当時のこのあたりは周囲に大規模な団地ができたばかり。歯科医院が求められていたのでここで開院しました。開業当時は、毎日すごい数の患者さんが訪れて忙しくてたまりませんでしたが、人に求められ、やりがいは大きかったですね。

―医院の隣に住まれていますね。

初めから、開業歯科医師というのは当たり前のように常にそこにいるべき、と思っていたのです。もしもビル内の医院に通うスタイルだったら、クリニックが休みの日に出た急患を、地域の別の歯科医院にお願いすることになってしまいます。それはあまりしたくないと私は思ったわけです。そこで本当に緊急の際に備えて、時間外も含めていつでも診られるようにしておこう、と。新年間もない1月2日や夜中に呼び出されて親知らずを抜いたなんて経験もありますが、通常はそんな事態ばかりでもありません。しかし、用意しておく必要はあるのが、地域の「かかりつけ歯科医」だと私は考えています。ただ、そうした急患に限ってその後の通院が止まることも多いので、口腔内のケアは継続的に行うべきだとは知っていただきたいですね。

―40年以上も診療を続けてきた中で、近年、感じておられることは何ですか?

その時さえ良ければ構わない、という短期的なものの見方をする患者さんが増えているように感じます。保険診療なのでそれほど費用はかからない場合でさえも、初回で痛みが止まれば、その時点で来院を止めてしまうという場合もよくあります。適切な処置をしなかったがゆえに、虫歯が悪化して歯を抜かねばならなくなってしまう状況は残念ですね。また、ネットが普及してから増えたのは、こういう歯科医療器具を用いているか、というお問い合わせの電話です。ただし、機械が歯を治すわけではありません。大工さんと同じで、歯科医療というのは歯科医師1人ひとりの技能に大きく左右されるのです。そして、患者さん自身の治したいという思いも必要でしょう。機械ではなく、患者さん自身の配慮と歯科医師との協力によって治していくのです。



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