小野歯科医院

小野歯科医院

小野 勝院長

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口腔内の環境と全身疾患の深い関わりを知ってほしい

―訪問診療について、お話しいただけますか。

私がここで診療を始めて12年くらいになるのですが、昔からの患者さんのなかには徐々に来院することが困難になっている方がいらっしゃいます。施設に入居するようになった方もいらっしゃるし、ご自宅にいても通うのが難しい方もいらっしゃいます。そういう方は、訪問歯科の専門業者が訪問診療をしているか、そのまま放置されている可能性もあります。歯の健康を保つためには、治療はもちろん大事ですが、むしろメンテナンスのほうがより重要です。通えなくなったからといって、それで終わりにはしたくない。患者さんがどんな状態になっても、最後までできるだけよい状態を保ってさしあげたい。それなら、こちらから伺えばいいではないかと思い、訪問診療をはじめました。訪問できる軒数は限られますが、これから徐々に浸透していけばいいと考えています。

―訪問診療だけでなく、予防歯科に取り組まれているそうですね。

そうですね。お口の健康を保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。何もしないでいい状態は保てません。歯周病菌や虫歯菌さらには肺炎球菌やピロリ菌などの悪玉菌は善玉菌を足がかりに口腔内に住み着き、増殖します。それを防ぐには毎日のご家庭での歯ブラシは一番大切ですが、定期的に歯科医院を受診し、本人磨きでは取り切れない汚れをかき出し、善玉菌の多い状態にリセットすることが重要です。

―最近は、口の中の状態が全身にも影響を与えるといわれています。

口腔内の慢性炎症が全身疾患に影響することは、歯科界だけではなくマスコミでも盛んに言われています。歯周病は糖尿病の第6の合併症といわれたり、糖尿病と歯周病は相互に悪影響を与えることがわかっています。歯周炎の起こっている歯肉の毛細血管から細菌が侵入することで血管を狭くし、動脈硬化につながるなど……まだまだ多くの影響が言われています。当院ではそういったことを少しづつご説明しており、定期的な予防処置を受け入れていただく方も、ずいぶん増えてきました。ですから、これからも予防に力を入れていきたいと思っています。

―小さなお子さんの虫歯予防については、いかがでしょうか。

甘いものを与える量と頻度を減らすことですね。特に小さいお子さんの場合、乳歯が虫歯になるということは口腔内に虫歯の原因菌がいるということなので、永久歯が虫歯になる、つまり大人になってからの虫歯リスクが高くなるのです。ですから、小さいうちからの予防が重要なのです。ただ、私にも小さな子どもが2人いて、やはり甘いものが好きなので、その加減が難しいことは実感しています。ですから甘いものを食べる時間を、できるだけ短くするようにしています。糖分が長時間、口の中にあるという状態がいちばん良くないので、だらだら食べることがないよう、おやつの時間をしっかり決めて、その時間だけは甘いものを口にしていいということにするなど、工夫が必要ですね。

記事更新日:2017/04/05


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