全国のドクター9,182人の想いを取材
クリニック・病院 158,625件の情報を掲載(2024年4月25日現在)

  1. TOP
  2. 岐阜県
  3. 大垣市
  4. 大垣駅
  5. おおた歯科クリニック
  6. 太田 雅司 院長、太田 真希 副院長

太田 雅司 院長、太田 真希 副院長の独自取材記事

おおた歯科クリニック

(大垣市/大垣駅)

最終更新日:2024/04/04

太田雅司院長、太田真希副院長 おおた歯科クリニック main

大垣市旭町3丁目の交差点に立つ「おおた歯科クリニック」は、長年この地で歯科診療を続ける、歴史あるクリニックだ。2018年より2代目院長に就任した太田雅司先生を中心に、前院長である父・太田博司先生、副院長で妻の太田真希先生、そして歯科衛生士や歯科技工士、歯科助手といった多くのスタッフと力を合わせながら、患者の歯や口の悩みに応えている。「わかりやすい説明で、納得して治療を選択してもらいたい」との思いから、診療では丁寧なコミュニケーションを大切にする雅司院長と真希先生。穏やかで息もぴったりな2人に、クリニックの特徴や注力する治療について話を聞いた。

(取材日2024年1月18日)

幅広い年代の悩みに応え、歯の健康を守るパートナー

こちらのクリニックを受診する患者さんの特徴を教えてください。

太田雅司院長、太田真希副院長 おおた歯科クリニック1

【雅司院長】私が院長を継承した2018年にクリニックを全面リニューアルしたのをきっかけに、父の代から通う年配の患者さんに加えて、私や妻と同年代の子育て世代やホワイトニングを希望される営業職の男性なども増えたように感じます。中には、家族3世代で通ってくださる患者さんや、祖父が動物病院を開業していた関係で「先生のおじいさんに犬を診てもらっていたよ」と懐かしいお話をしてくださる方もいらっしゃいます。各世代のお悩みに応えられるよう、虫歯や歯周病治療をはじめ、入れ歯やブリッジなどの補綴治療や小児歯科など、幅広い診療をしています。特に、入れ歯は父が得意としている治療ですし、私も大学では補綴治療を専門に学びました。2児の母親でもある妻は、出産を機に児童心理学や乳児心理学を学び、小児歯科を担当しています。

お子さんの場合、最初は治療を怖がってしまうことが多いかと思います。

【真希先生】何をされるのかわからないのもあって、最初のうちはほとんどのお子さんが不安そうにしています。それと、親御さんも。だからこそ、お子さんと親御さん、それぞれに安心してもらえるような話し方を心がけています。時には、すぐに治療をスタートするのではなく、器具を見せたり、お話ししたりして不安感を取り除くことを優先することもあります。もともと話好きではあったのですが、児童心理やカウンセリングの勉強をしたことで患者さんとのコミュニケーションに自信が持てるようにもなりました。今では、お子さんたちから「先生みたいな歯医者さんになりたい」と言ってもらえることが、とてもうれしいですね。

診察時はどのようなことを心がけていますか?

太田雅司院長、太田真希副院長 おおた歯科クリニック2

【雅司院長】丁寧な説明で患者さんの理解を深められるよう心がけています。口腔内カメラや模型などを活用しながら、なぜ治療が必要なのかを説明し、十分にご理解いただいてから具体的な治療計画の説明に移りますが、初診の患者さんの場合は、一度に話を詰め込んでもいけません。臨機応変に対応していきたいですね。丁寧な説明や治療をするということは、それだけ時間もかかります。私も医療機関で長く待たされたと感じることもあり、できるだけ患者さんの立場になって考えるようにしています。なので、少しでも時間短縮になればと思い、自動会計機を導入しました。診察はじっくり丁寧に、それ以外の時間は効率良くが理想です。

歯科へのニーズは困り事の解決からより前向きなものへ

説明に口腔内カメラを使うなど、いろいろ工夫されているのですね。

太田雅司院長、太田真希副院長 おおた歯科クリニック3

【雅司院長】普段目にできないご自身のお口の中を、画像によって「見える化」すると、それだけで理解度がぐんと高まるのです。例えば、患者さん自身では確認しづらい場所に虫歯ができていたとしても、言葉だけの説明では実感しにくいですが、口腔内カメラで撮影した画像をお見せすれば、一目瞭然。治療の必要性も理解しやすくなります。他にも、根管治療の際にはニッケルチタンファイルという清掃器具も活用しています。自動で回転角度や方向が調整されるので、精密に掃除ができ、治療時間も短縮します。

現在はどのような診療に注力されていますか?

【真希先生】予防歯科に注力しているため、定期検診の大切さを理解してもらえるようになった印象があります。悪い部分の治療のためではなく、歯を守るために歯科を活用するといった意識の転換に少なからず貢献できているのかな、と感じます。
【雅司院長】診療の軸となるのは予防歯科ですが、一般の方の歯に対する考え方も変化してきているためか、最近はホワイトニングやセラミック治療などを求める患者さんも増えてきています。ホワイトニングというと、これまで若い方がほとんどでしたが、最近は60代や70代の方もいらっしゃいます。年齢を重ねると歯が黄ばんでくるため、エイジングケアにもなっているようですね。以前の歯科診療のイメージは、困り事を解決するためのものだったのに対して、今は口元をきれいな状態にしたいという、前向きなものに変わってきたと思います。

ホワイトニングを希望する患者さんも増えているのですね。

太田雅司院長、太田真希副院長 おおた歯科クリニック4

【雅司院長】当院では、クリニックで行う「オフィスホワイトニング」と、ご自宅で行う「ホームホワイトニング」、さらにクリニックとご自宅の両方で行う「デュアルホワイトニング」の3種類を提供しています。より白く、白さを長持ちさせたいということであればデュアルホワイトニングがお勧めです。見た目がきれいになれば、患者さんも歯に対する意識が高まり、虫歯や歯周病の予防にもつながるでしょう。薬剤を使うので「歯自体への悪影響はないですか」と質問されることもありますが、一時的な知覚過敏になる方がまれにいらっしゃるぐらいで、歯に対するダメージはほとんどありません。

予防の大切さを広く知ってもらい、妊娠期からサポート

先生方は子育て中ということですが、ご家庭での様子も教えてください。

太田雅司院長、太田真希副院長 おおた歯科クリニック5

【真希先生】私の母は専業主婦だったので、私が学校から帰るといつも温かく迎えてくれました。なので、私もできるだけ子どもとの時間は大切にしたいと思っています。幸い、職場と自宅が同じなので、春休みや夏休みなどは子どもと一緒にお昼ご飯を食べることもできます。最近は、午前中に私が仕事をしている間に、お昼ご飯を作って待っていてくれることもあり、助かっています。
【雅司院長】子どもが小さい頃は、虫歯にならないよう夫婦でケアしていましたが、現在は小学6年生と3年生になり、自分で歯磨きもしっかりできるようになりました。私が帰宅すると、子どもたちはタブレット片手に「おかえりー」と言う感じですが、愛犬は違いますよ。しっぽを振りながら走って出迎えてくれます(笑)。祖父が動物病院を開業していた頃は、手に負えない犬も預かったりして犬に怖いイメージもあったのですが、家族の希望で飼ってみたら、大の犬好きになりました。

今後の展望についてもお聞かせください。

【雅司院長】定期的な通院でケアをされている方も増えていますが、今まで以上に歯を守る大切さを広く知ってもらえるよう努力していきたいですね。例えば、虫歯や歯周病になって大がかりな治療を行うことになると、治療のために何度も通院する必要があり、その都度治療費がかかります。しかし、予防を徹底していれば、生涯を通じた通院頻度や治療費の負担を軽くすることができます。
【真希先生】小児歯科で歯並びについてよく聞かれるので、そのような時は矯正専門のクリニックをご紹介していますが、今後は早期の小児矯正についても勉強していきたいと思っています。虫歯予防だけでなく、噛み合わせについても早期から関わっていけるようにしたいですね。

最後に地域の方々へメッセージをお願いします。

太田雅司院長、太田真希副院長 おおた歯科クリニック6

【雅司院長】当院では、妊婦さんを対象としたマタニティー歯科、マイナス1歳からの予防歯科にも積極的に取り組み、生まれてくる前、生まれてから、そして生涯を終えるまで、すべてのライフステージに対してサポートしたいと考えています。歯科技工士も常勤で、入れ歯の即日修理にも対応可能です。歯の急な痛みなど、お口のトラブルは生活にも直結しますし、力を尽くして困り事を解決したいというのが、歯科医師としての私の率直な思いです。お子さんからご高齢の方までどのような悩みにも誠意を持って対応していきますので、小さなことでも遠慮なくご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【虫歯治療】
セラミックインレー3万~6万円
ゴールドインレー3万~6万円
メタルボンドクラウン7万円
セラミッククラウン10万円
ゴールドクラウン6万~10万円
【入れ歯/義歯治療】
ノンクラスプ義歯8万5000円~
ノンクラスプ金属床義歯20万円~※素材によって金額が異なります
金属床総義歯25万円~※素材によって金額が異なります
【ホワイトニング】
ホームホワイトニング 上顎・下顎の各10本ほどで6万円
デュアルホワイトニング上顎・下顎の各10本ほどで7万円

Access