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根管治療の痛みや腫れなど
気になる不安に寄り添う精密診療

野原歯科室

(名古屋市中区/栄駅)

最終更新日:2020/06/26

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  • 自由診療

歯根を通る細い管から神経や血管を抜き取り、薬剤を充填する根管治療。「歯を抜く」のではなく「保存する」ことを目的とした治療で、これによって虫歯によって破壊された歯であっても、抜かずに残し、長く機能させることもめざせるという。丁寧な処置と、全身から口腔内のトラブルの原因を探ることをモットーとする「野原歯科室」。20年近く、根管治療を学び研鑽してきた野原栄二院長は「神経を取るとなった時に最も肝心なのは、最初に行う治療の質。最初の治療が不完全な場合は、再感染やトラブルが起こりやすくなります」と語る。根管治療とはどのような治療なのか、野原院長に詳しい治療の内容や注意点について話を聞いた。 (取材日2020年5月1日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q根管治療には保険診療のほかに自費診療もあるそうですね。
A

当院で行う自費診療での根管治療は、まず、治療中に唾液や細菌の侵入を防ぐラバーダムを使用します。歯の神経の小部屋を拡大する際に使う針金のような器具がありますが、保険診療で使用するタイプは固いステンレス製なため、一歩間違えると人工的な形となり薬が下まで到達しにくくなることも。一方、自費診療ではニッケルチタン製の柔軟性ある機器を使ってきれいな神経の管を残すように工夫していますし、毎回新品のものを使用するので衛生的です。また、神経を取った後に流し込む薬は、接着力が強く、隙間なく蓋をして菌の再侵入を防げるようなものを選んでいます。さらに歯科用CTで検査を行ってから治療に取りかかるのも自費診療の特徴です。

Q根管治療後の痛みや腫れはあるのでしょうか?
A

神経を取り除いた後、腫れたり痛みが出たりすることはあります。ただ、多くのケースでは歯の浮いたような感覚で、治療を進めていく中で徐々に薄れていくようです。中には、数時間や2~3日で痛みや腫れが治まる方や、ほとんど感じない方もいらっしゃいます。菌がどれくらい神経に到達していたのかや、奥歯なのか前歯なのか、そして治療の状態によっても後の反応はさまざまですから、事前に行うコンサルティングがとても大切です。この時に、治療後の痛みについてお伝えするのはもちろん、治療の流れや価格、保険診療と自由診療の違いを丁寧にご説明し、患者さんが本当に納得されてから進めていくのが、当クリニックのスタンスです。

Q治療後のメンテナンスの必要性について教えてください。
A

根っこの治療が終わった後は、土台を作りその上のかぶせ物の治療が必要です。それらの工程がすべて終わった段階で、3~4ヵ月に1回のペースで定期的なメンテナンスを取り入れていきます。ただ、根管治療をしたかしていないかに関わらず、虫歯や歯周病への予防意識や歯磨き習慣は、同じく大切です。根管治療は、初めて根っこの治療をするのか、再治療なのかだけでなく、使っている器材や治療の質が影響してくるシビアな治療です。ですから、再感染に対するリスク管理をしていくためにも定期的なメンテナンスは非常に重要なのです。

検診・治療START!ステップで紹介します

1自費診療による根管治療を選択

歯の痛みが取れない、根っこに菌の感染がある場合は、骨が溶けてなくなっていたり、歯肉の異常が見られたりするため根管治療が適している。保険診療と自費診療の違いやメリットデメリット、治療期間や回数、価格などの説明があり、患者自身が納得の上、自費診療による根管治療を選択する。特に再感染リスクに関しては、初めてなのか、感染による再治療なのかによって変わってくるので、個別コンサルティングの時間を設けている。

2検査を通し的確に治療計画を立てていく

根管治療に進む場合は、まず検査して診査・診断を行う。デジタルエックス線検査では、1枚の写真で3~4本の歯を局所的に撮って、診査を行っていく。より詳細な情報を得るためには歯科用CTを使用。歯の形や管の数、根っこの下の病巣の大きさや感染の有無を三次元的に把握し、それをもとに治療計画を立てていく。

3麻酔後、感染リスクに配慮しながら治療を行う

まず歯茎に表面麻酔を施す。治療時の痛みが強い場合は、注射による麻酔を併用するなど、できるだけ痛みのないよう患者の負担の軽減に注意を払ってくれる。また、治療する歯を中心に口全体にゴム製の膜を張るラバーダムを行う。これは、治療している歯に唾液がついて口の中の細菌が入ってしまう感染リスクをカバーする重要な役目があるのだとか。ラバーダムができない患者には、歯の周りに樹脂で隔壁をつくることもあるのだそう。

4マイクロスコープを用いて治療、その後は説明を受ける

マイクロスコープを用いると8~10倍に視野を拡大して非常に小さな根っこの管も見ることができるため、精密に治療を進めていくことが可能となる。1回の治療時間は1時間から1時間半ほど。1~2週間に1回のペースで治療を進めていくのが理想的なのだそう。治療が完了したら治療報告の説明と、定期的なメンテナンスの案内。治療中に信頼関係を築いているため、メンテナンスへの誘導がスムーズなのもこのクリニックの特徴だ。

5定期的なメンテナンスで、治療後の口腔内環境を維持

治療後は3~4ヵ月に1回の頻度でメンテナンスに通う。根管治療を受ける人は歯周病の有病率も高いため、歯茎チェックも入念に行う。状態によって歯間ブラシを使ったホームケアを指導することもあるが、それは「根管治療をしたから」ということではなく、すべての人に必要なケアとして知ってほしいという思いから。クリニックでは歯の磨き方や使う歯ブラシなど、一人ひとりに合ったグッズの提案やケアの方法もアドバイスしている。

ドクターからのメッセージ

野原 栄二院長

根管治療で一番難しいのは、リトリートメントといわれる「治療のやり直し」の場合で、最初の治療で神経の管が破れてしまうようなことが影響して、再感染の可能性が上がります。残念ながら神経を取ることになったら、最初の処置できれいな根管の道筋をつくることが大事です。当院では痛いからといって治療を急ぐことはなく、最初は痛みだけを取り、次回から時間をかけきちんとした治療を行うことを心がけています。当院では、毎回新品の清潔な器具を使います。悩まれている方、歯に関してよくわからない方はご相談ください。患者さんの価値観を重視し、しっかりと寄り添いながらサポートさせていただきます。

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自由診療費用の目安

自由診療とは

自費診療による根管治療/前歯7万円~、大臼歯10万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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