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高田 龍彦 院長の独自取材記事

松年歯科クリニック

(名古屋市中川区/中島駅)

最終更新日:2019/08/28

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名古屋市中川区を東西に横断する昭和橋通。車の往来が多いこの通り沿いに、2008年に開業した「松年歯科」がある。あおなみ線中島駅からも徒歩3分という好立地だ。院長の高田龍彦先生は、自身のクリニックを「スタッフ同士意識し合えるクリニック」だと話す。勤務医や衛生士を多く抱え、それでも同院がよりよい医療をめざしていけるのは、常に互いを意識し切磋琢磨しているからなのだそうだ。そんな院長の掲げる診療理念は、丁寧な治療を心がけること。その理念にかける思いや、互いの意識を高めあう取り組み、今後の展望についてなどを語る院長の口調に、確固たる信念を感じることができた。
(取材日2017年3月21日)

歯科医師だった父の姿を見て育ち、歯科医師の道へ

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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父が歯科医師だったので、その背中を見て育ちました。なので、私が歯科医師をめざしたのも自然な流れでした。患者さんと接する姿や、歯一本の治療に真剣に向き合う姿を間近で感じていたので、歯科医師はとてもやりがいのある仕事なんだろうと子どもながらに思っていました。こまかい作業が好きな性格も、技術職である歯科医師向きなのかもしれないです。私にとって歯科医師は天職だと思います。でも、実際に歯科医師になってみてわかるのですが、いかに大変かということを実感しました。患者さんとの付き合い方や医療に対する心がけ、スタッフとの連携など……。まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。

クリニックの開院の経緯を教えてください。

業者の方の紹介でこの歯科医院が空いていることを知ったので、内部をリノベーションするかたちでこちらで開業しました。その後、外壁を塗装したり看板を新しくしたり、スタッフや勤務の先生もたくさん増えましたが、クリニックの名前だけは前のまま残すことにしたんです。以前から通ってくださっている患者さんや、この地域の方々にはなじみのある地名のようですから。「初心を忘れないように」という思いをこめて、愛着のあるこの名前をこれからも使っていこうと思っています。

患者層について教えてください。

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40代から60代の女性の患者さんが多く来院されています。治療内容は多岐にわたりますが、主にインプラント治療や自費の入れ歯治療、審美的な治療を求めていらっしゃる方が多いです。40代から60代の女性は「歯をきれいにしたい」「きちんと噛めるようにしたい」という思いを持っていらっしゃるので、高いレベルの治療が求められます。ご高齢の患者さんが多かったことや、父が入れ歯治療に長けていたこともあり、自然と入れ歯治療の知識や技術が身に付いたのだと思います。患者さんの高いレベルの要求に応えるという点で、これまでの経験や勉強が生かされていると思います。入れ歯治療を学ぶうちに、その流れでインプラント治療や審美的な治療に興味を持ち勉強と経験を積みました。そのおかげか、患者さんの間で評判が広まり、インプラント治療や審美的な治療を遠方から受けに来ていただけることも増えました。本当にありがたいことです。

徹底したカウンセリングで納得のいく治療を提供

インプラントや自費の入れ歯治療が得意なのですね。

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歯を失われた患者さんに、天然歯と同じように噛めて、周りの歯も健康に保てるインプラント治療は最適です。特に、周りの歯を傷つけないという点はかなり重要です。ブリッジ治療だと健康な歯を削らなければなりません。そういった観点から健康な歯を守れるインプラント治療をお勧めしています。ただ、費用がかかる治療になるので、無理に勧めることはしません。患者さんの口腔内の状況やご予算等すべてを考慮して治療方針を決定していきます。インプラント治療に恐怖感や抵抗がある方、費用のご都合がつかない方には、ブリッジができる場合はセラミックのブリッジ、ブリッジができない場合は自費の入れ歯を提供しています。自費の入れ歯は保険の入れ歯と比較すると、審美性、丈夫さが格段に高いです。面積が広い上顎には入れ歯、下顎にはインプラントといったような治療をご提案させていただく場合もあります。

インプラントの施術前工程にもこだわりがあるとか。

インプラント治療の場合、初診の時間を1時間取ります。そこで患者さんの悩みや思いを聞かせていただきます。そして、その話と検査結果をもとに、後日あらゆる方法を提示し、患者さんが納得いくまで何度もカウンセリングを行います。提案した方法を患者さんにじっくり考えていただいて、不安なことがあれば別の方法を提案する。そこで、納得していただけたら治療を開始します。そこまでやって初めて質の高い治療といえると思うのです。治療方針が決定した後は、CT検査や安全性を高めるためにコンピュータによるシミュレーションを重ねて治療に入ります。

インプラント施術へのこだわりを教えてください。

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先ほどお話ししたように、CT検査や専用のコンピュータを用いて精密なシミュレーションを行います。その結果をもとに、「サージカルガイド」という補助器具を作成します。この器具を使うことによって、インプラントを埋入する角度、深さを正確に決定することができます。このようにして、間違いが起きる可能性を限りなく低くしています。費用はかかりますが、安全に施術するために有効な方法です。そして、環境だけ整えても質の高い施術はできないので、インプラントの勉強会に頻繁に参加し、進化する技術を吸収しています。

実績ある技工所と提携されているそうですね。

当院の近くに歯科業界で有名な技工士さんがいます。その方が作る技工物は本当にレベルが高いです。使っている素材が良いということもありますが、何より素晴らしいのは技術です。精密さはもちろんのこと、ほんのわずかな色の違いを表現する技術を持っていらっしゃいます。審美的な治療において、前歯の色を違和感なく合わせることは非常に難しいのですが、この技工士さんと取引をしているおかげで、隣の歯とほとんど変わらないかぶせ物が提供できています。ここも当院のこだわりです。

常に挑戦。医院全体で質の良い医療を提供していく

院長以外にも先生が在籍されていますね。

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この体制にした理由は大きく分けて2つあります。一つは、自分自身のレベルを落とさないようにするため。一人でやっていると、誰の目も気にしなくなって、腕が落ちてきてしまうのではないかと思うのです。若い先生方はどんどん新しい技術を吸収しています。私が彼らの「めざすところ」でいるために、切磋琢磨してお互いが常に意識し合うために、彼らの厳しい目は必要です。もう一つは、一人ひとりの診察をおざなりにしないためです。時間いっぱい丁寧に診察をすることが私のモットーですから、患者さんをお待たせしないためにも先生たちの力を借りています。当院の先生方は、実力のある先生ばかりですので、私も安心して患者さんをお任せできます。

他にクリニックの取り組みで力を入れてらっしゃることはありますか。

保育システムがあることです。待合室で一人で待つのが困難なお子さんは、当院の2階の託児スペースで保育士がお預かりしています。事前にお電話でご予約をいただくことが前提ですが、かなり好評をいただいています。託児を導入する前に一度、お母さんのおなかの上に赤ちゃんを寝かせて治療をしたことがあるのですが、とても満足いく治療ができなかったのです。私自身も子どもがいますので、お子さん連れの方のお気持ちはよくわかります。保育士がきちんとお子さんをみていますので、安心してゆったりした気持ちで、治療を受けてください。設備面でのこだわりは、常に先鋭の機材をそろえ、清潔でいることです。治療に関していえば、できるだけ痛みの少ない丁寧な治療を心がけること、そして常に勉強を忘れないことです。

今後の展望をお聞かせください。

技術と人柄その両方が一流であるクリニックになるのが理想です。そのための第一歩として、患者さんから「この医院は違う!」と一目置かれるように努力していこうと思っています。現状に甘んじることなく、常に挑戦です。インプラント、自費の精密な入れ歯、セラミック審美治療を中心に、これからも丁寧な治療を心がけ、医師と患者さんが互いを思いやれる、笑顔のあふれるクリニックにしていきたいと思います。

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