あい内科クリニック

あい内科クリニック

柳本昌子 院長

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父の背を診て医師の道へ。医師の厳しさを熟知していたからこそ今があると実感

―先生はなぜ医師を志されたのですか?

父が自宅で歯科を開業しており、診療風景を当たり前のように見て育ったんです。私にとっては、最も身近な職業が医師や歯科医でした。身近であるがゆえに、この仕事の大変さはよくわかっていたのですが、やはり「人の役に立つ仕事に就きたい」という思いが勝りました。私が医師になりたての頃は、まだまだ女医が少なく、女性というだけでハンディになることもありましたが、父が医療の仕事をしていたおかげで、この仕事の厳しさを熟知して飛び込むことができたのかもしれません。

―頭痛を専門に診療するようになったきっかけをお聞かせください。

ずっと脳循環や血管障害を専門的に診療していたのですが、突然の頭痛で飛び込んできた急患の方も、脳に脳腫瘍などの大きな問題が見つからなければ、「片頭痛だから薬を飲んで休んでいれば治る」「そのうち治る」と、積極的な治療を行うことはありませんでした。確かに、片頭痛で命を落とすことはないかもしれませんが、患者さんの生活には大きな影響を与えています。いつ痛みが襲ってくるかわからない恐怖で、外出もままならない方も少なくありません。「どうにかできないものか」と思っていたときに、頭痛診療の第一人者である間中信也先生と出会って。それが、頭痛を深く勉強しようと思ったきっかけですね。

―お休みの日はどのように過ごされているのでしょう?

のんびりと過ごすような休みはほとんどないですね(笑)。休診日も校医・園医として子どもたちを診ているんですよ。当院は3割位がお子さんの患者さんなのですが、クリニックでは元気のない姿しか見たことがなくて。でも、学校や幼稚園を訪ねると、いつもの元気な様子に接することができる。そんな子どもたちの姿からパワーを分けてもらっています。とくにストレスがたまるということもありませんが、クリニックの入り口前の植物の世話をすることで、ずいぶんリラックスできているように思います。植物も人間と同じで、ちゃんと世話をすればすくすくと育ってくれるの。世話のしがいがありますね。あとは、どんなに嫌なことがあっても、帰宅途中の電車がお気に入りの形式の車両だと、つい嬉しくなって嫌なことも忘れてしまいます。私、ちょっとした電車マニアなんですよ(笑)。



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