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乳歯から虫歯を防ぐために
親子で通う予防歯科の重要性とは

いなぐま歯科

(名古屋市南区/本星崎駅)

最終更新日:2019/07/02

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  • 保険診療

バリアフリーで、キッズスペースのある明るい待合室、白く清潔感のある診療室、「いなぐま歯科」は、待ち時間から親子そろってくつろげそうな雰囲気のあるクリニックだ。稲熊智(とも)副院長は、「お子さんの歯を守るためには親御さんの協力がとても大事なんですよ」と穏やかな口調で、親子そろっての予防、定期検診を勧めている。歯科医院では歯磨き指導や歯垢除去、フッ素塗布などを行うが、それ以上に、家での歯磨き、食事も含めた生活習慣が歯を守る重要な鍵となるそうだ。将来的にも健康な歯でいるために、子どもの頃からできることをわかりやすくアドバイスしてくれる稲熊副院長。親子そろって通う予防の内容やメリットについて詳しく教えてもらった。(取材日2019年6月5日)

子どもの歯を守るためには親の協力も重要。仕上げ磨きのアドバイスを受け、生活習慣見直しを

Q乳歯で虫歯がないうちから歯科医院に行くメリットは何ですか?
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▲アットホームなクリニックで相談もしやすい

子どもで心配なのは虫歯です。その原因はさまざまあり、磨き残しや歯垢がたまることなど。歯が生え始めたら、親御さんが丁寧にケアしてあげることが必要になります。歯科医院では、虫歯の早期発見の他、フッ素塗布やシーラントという虫歯予防のための措置ができることがメリットです。フッ素は、食べ物の摂取により溶け出した歯のカルシウムなどを取り込み強化するためのもので、シーラントは歯の深い溝を樹脂で埋めて虫歯を予防するためのもの。歯が生えて1年未満に行うのが理想だと考えています。親御さんと一緒にお子さんの歯を見つつ、正しい仕上げ磨きの仕方や、お子さんの歯の成長に合わせて気をつけてほしいこともお話ししています。

Q症状が出てから治療するのでは遅いのでしょうか?
A
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▲キッズスペースが完備され、子どもを連れて通院しやすい

症状が出てからでは治療に痛みが伴う場合もありますし、悪化して神経が死んでしまうと根っこの中が腐り、その下から出てくる永久歯をうまくつくれなかったり、つくれても色が変わってしまったりということもありえます。そもそも乳歯の段階で虫歯になるということは、食習慣や生活環境が関係している場合が多く、永久歯になってもその習慣を改めないままだとまた虫歯になることが考えられます。ですから、そうなる前の乳歯の段階から、歯を守る食生活や生活習慣について知っておいていただきたいですね。それが永久歯の虫歯予防にもつながります。

Q予防歯科の内容と通院間隔を教えてください。
A
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▲衛生士やスタッフが手作りしたパンフレットで歯について学べる

予防は歯科衛生士が担当し、お子さんに目線を合わせて優しく歯磨き指導を行います。プラークコントロールといって、おうちでする歯磨きでどれだけ汚れを落とせるかが重要なので、きちんとやり方を覚えてもらうのです。お母さんにも実際に仕上げ磨きをしてもらい、アドバイスをします。PMTCといって専用の機器でお掃除を行う場合もあります。最後にフッ素塗布をして終わりです。通院の間隔は人によりますが基本的には3ヵ月に1回で、時間は大人だと1時間、お子さんだと30~45分ほど。もし治療が必要になったらその内容について説明し、治療器具を見せることから始めて、練習をしてもらい、無理をせずゆっくり進めていきます。

Q歯を守るために、日々の生活で気をつけることはありますか?
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▲子どものためにお母さんたちに正しい情報を伝える院長

大切なのは生活習慣です。特におやつの管理ですね。間食は時間を決め、あまりに回数が多ければ減らし、うち1回はおにぎりやサツマイモがお勧めです。また仕上げ磨きは子どもの歯ブラシとは別に専用の小さな歯ブラシを用意し、できれば10歳頃まで行うと良いですね。家族でお箸やコップを使いまわすと虫歯の菌がうつることもありますので、親、きょうだい、みんなで予防することが最も良い方法です。2~3歳まで虫歯がなかった場合は、将来的に虫歯になるリスクが低いという海外のデータもあります。小さい頃から、虫歯にならない環境づくりをしていくことが大切です。

Q子どもに対し、先生や歯科衛生士の方が心がけていることは?
A
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▲歯磨き指導など自宅でのケアについても教えてくれる

できるだけ楽しくお話をして、嫌な思いをすることなく笑顔で帰っていただけるように心がけています。そのほうが次も足を運びやすいですよね。スタッフは子育て中の人が多く、子どもに人気のキャラクターや動画を知っていますので、「これを見せるとお子さんが喜びますよ」と提案してくれてとても助かっています。お母さんが治療する時は、お子さんの遊び相手もしていますよ。また、当院ではお母さんになる前、つまり妊婦さんにも、生まれてくる赤ちゃんのためにご自身のお口の健康が大事です、というお話をしていて、未来のお子さんの歯を守りたいと考えています。

ドクターからのメッセージ

稲熊 智副院長

予防で気をつけたいのは、歯科医院で歯石を取ってフッ素を塗布したら万全かというと、そうではない、ということです。おうちでの毎日の歯磨き、食事やおやつの習慣が、歯を守るための“鍵”なのです。ですから、お子さんに「歯を磨きなさい」と言うだけでなく、親御さんの「やる気」と「協力」が非常に重要になります。歯科医院では正しい歯の磨き方や、お子さんのタイプに合った習慣改善のアドバイス、何か問題が起こっていないかのチェックをしますので、ぜひ定期的に来ていただければ。予防は、治療ではないので痛みも少なく爽快感があります。親御さんも、ご自身とお子さんのために一緒にその気持ち良さを味わっていただきたいですね。

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