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マウスピースや矯正装置など
オーダーメイドの歯科診療を提供

坂下歯科クリニック

(横浜市青葉区/あざみ野駅)

最終更新日:2022/01/07

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  • 保険診療
  • 自由診療

横浜市青葉区の「坂下歯科クリニック」は、一般歯科診療のほかにスポーツ・歯ぎしり用のマウスガードや矯正装置を院内で手作りし、修理にも迅速に対応することで知られている。口内に異物を装着するため、わずかなズレも患者への不快感につながり、それを防ぐには綿密な検査に基づく設計と、それを形にする技工の腕前が要求されるという。コンタクトスポーツにおけるマウスガードの義務化や矯正治療への関心の高まりを受け、相談件数も増加傾向にあるという「装置を使った歯科処置」。それぞれの装置を院内で手作りすると患者にどのようなメリットがあるかや、矯正中の注意点、装置を用いた歯科診療の実際の流れについて、坂下友也院長に詳しく解説してもらった。

(取材日2021年12月21日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q歯科で作製する主な装置について教えてください。
A

例えば歯科で作るマウスピースには、ラグビーなどの激しいスポーツで口腔を傷めないためのマウスガードや、就寝時の歯ぎしりから歯を守るナイトガード、顎関節のトラブルを緩和するためのものなどがあります。一方、矯正に用いる装置には、歯に固定するブラケットという器具とワイヤーを使うもの、歯列の内側に入れる床(しょう)装置、歯列にかぶせるマウスピース型のものがあります。矯正は、歯並びと噛み合わせを良くするための施術です。見た目のほか、不正咬合の改善や虫歯、歯周病、ひいては糖尿病など全身疾患のリスク低減にもつながります。子どもだけでなく成人も可能で、歯と骨が癒着していない限り、年齢に関わらず歯は動かせます。

Qマウスピースや矯正装置を院内で作るとどんな利点がありますか?
A

まず、早さです。マウスピースを院外の技工士さんに注文すると基本的に1週間はかかりますが、歯科医師の手作りならそれを大幅に短縮できます。さらに、歯科医師が装置に求めたい「こだわり」の部分を技工士さんに100%伝えるのは難しく、自分で設計し自分で作製したほうが修正の手間を省けますし、患者さんが追加の技工代を負担しなくて済みます。また、患者さん自身で取り外し可能な床矯正装置の場合、装着時間が長いほど矯正期間を短くできますが、それには装着感を楽にすることが大事です。診療にあたる歯科医師本人が作製した装置なら修理にも対応しやすく、装置をできるだけ薄く小さくして、装着感をより良くすることも望めます。

Q矯正中はどのようなことに注意すればいいですか?
A

子どもの矯正をいつ開始するかは、歯科医師によって考え方に違いがあります。永久歯の生えそろう時期が目安ですが、早いほうがいいとは一概に言えません。個々の歯の状態や成長度合いによって適切な時機を見極めることが重要で、周りの声を気にして急ぐことなく、歯科医師とよく相談しましょう。ただし、下顎前突(受け口)などは早めに改善したほうがいいので注意が必要です。矯正に必要な期間もケースによってまちまちですが、順調に進めば、子どもなら1年~2年以内、大人はそれの1.5倍ぐらいを目安にするといいでしょう。治療が終わると後戻りを防ぐためのリテーナー(保定装置)を、矯正と同じ程度の期間着けていただく必要があります。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診で診療の説明を受けたり、気になる点を確認する

まずは歯科医師から問診を受ける。どんな悩みがあるか率直に伝え、可能な処置について説明を聞く。歯並びや噛み合わせはその人の生活習慣と密接な関わりがあるため、普段どんな癖があるかを伝えると参考になりやすい。矯正を希望する場合は、矯正装置が表から見えることを気にするかどうかも重要だ。透明で目立たない装置もあるので、見せてもらうと良い。床矯正は歯列の内側に装着するため、嘔吐反射がないことも条件となる。

2エックス線や模型で噛み合わせなどを検査・診断する

マウスピースや矯正装置を用いることになった場合も、事前の検査はほかの歯科治療と基本的に変わらない。患者一人ひとりに合った装置を作るため、エックス線写真や型採りをして作った模型から、歯並びの状態や噛み合わせなどを調べる。特に子どもの矯正の場合、模型をよく観察し、歯や骨が今後どのように成長するかをミリ単位で適切に予想することが重要で、歯科医師の専門的な知識と経験が要求されるのだという。

3患者一人ひとりに合わせてオーダーメイドの装置を作製

マウスピースも矯正装置もどれ一つとして同じものはなく、それぞれの患者の検査結果をもとに、オーダーメイドで作製される。院外の技工士に外注するか、院内の技工室で作製するかはクリニックによって異なるが、同院では歯科医師が作製を担当。診療にあたる歯科医師が手作りする場合は、自身がイメージする装置の完成形に近づけやすいなどのメリットが期待できるそう。

4完成した装置を実際に装着して違和感がないかチェック

装置が完成したら、実際に着けてみて装着感を確かめる。オーダーメイドで入念に設計されているので、大きな修正が必要になるといった懸念はほとんどない。ただし、成長著しい子どもは短い間に歯が動いて装置がきつく感じられたり、成人でも歯を失ったりする場合があるため、途中で若干の調整が必要になることもある。また、床矯正装置で嘔吐反射が出た場合は、装置をさらに薄くする。

5定期的なメンテナンスで安全性に配慮して診療を進める

矯正中は3週間から1ヵ月に1度ぐらいの割合で通院し、歯科医師のメンテナンスを受ける。もし装置が故障した場合は、すぐにクリニックに連絡して修理を依頼する。床矯正装置が壊れて装着をやめてしまうと、せっかく矯正を進めていても後戻りしてしまうので注意しよう。ワイヤー矯正の場合は装置を着けたまま生活するため、歯磨きにこつがいる。専用の歯ブラシを含め、事前にクリニックで方法のレクチャーを受けると良い。

ドクターからのメッセージ

坂下 友也院長

マウスピースも矯正装置も、患者さんの歯の状態にぴったり合うもの、目的にかなったものを使用することが大事です。当院では、院内に技工室を設け、私たち歯科医師が自らマウスピースや矯正装置を手作りしています。これにより診断時に「こうしたい」と思ったとおりの装置を短時間で作ることができ、時間と費用の両面で患者さんの負担を軽くすることができると考えています。装置の使用と併せて一般歯科の治療が必要な場合も、歯科医師間の連携によって当院の中だけで完結できますので、歯並びや噛み合わせ、歯ぎしりなどでお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

スポーツ用マウスガード/5000~2万円、ブラケット矯正/16万5000円〜66万円、ブラケットによる部分矯正/11万円〜22万円、床矯正/5万5000円〜44万円

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