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赤坂 恭一朗 院長の独自取材記事

赤坂デンタルクリニック

(横浜市青葉区/たまプラーザ駅)

最終更新日:2021/10/12

赤坂恭一朗院長 赤坂デンタルクリニック main

たまプラーザ駅南口から徒歩3分。閑静な住宅地にある「赤坂デンタルクリニック」。赤坂恭一朗院長が「地域に溶け込んだ身近なクリニック」をめざして2005年5月に開業。院長のモットーは「患者さんを主体に、患者さんのためになることを考えた診療」。治療にあたっては、現在の歯の状態や考えられる治療法をわかりやすく説明し、その上で患者の希望に従って実際の治療にあたっている。また、救急医療にも積極的に取り組むなど真摯な診療方針が今や地域になくてはならない歯科医院となっている。「歯は悪い部分を治して終わりではありませんので、患者さんとは一生のお付き合いになれればと思っています。」と語る院長に、診療方針や心がけていることなどを聞いた。

(取材日2014年5月15日/更新日2019年12月3日)

「人の助けになりたい」かかりつけ医から救急にも対応

大切にされているクリニックの診療方針についてお聞かせください。

赤坂恭一朗院長 赤坂デンタルクリニック1

基本的な方向性については「病気の人の助けになりたい」というスタンスが軸にありますね。現在でも予約制ではありますが、救急対応も行っています。患者さんが増えて時間も限られてきて、余裕をもって治療したいと考えることもありますが、できるだけ多くの患者さんを診て、救急にも対応する今のスタイルがやはりいいと思っています。救急対応については変則的な診療になってしまいますが、痛みがあることを考えれば断るわけにはいきません。加えて、救急で受診された患者さんに対しては、その後の治療やメンテナンスについては、今まで通われていた歯医者さんに診てもらうようにお勧めします。通うのが不便かもしれない当院へまた来ていただくより、そのほうが患者さんにとってプラスになると考えるからです。

長年地域の方のかかりつけをされておられますが、この間に何か変化はありましたか?

開業当初はまだあまり認知されておらず、患者さんも少なかったですが、数年前から受診してくださる患者さん多くなりました。来院してくださる患者さんはご家族で来られる方が多く、中には3代にわたって通われるご家族もいて、とてもうれしいですね。おかげさまで、地域に根づいてきたなと実感しています。

内装をリニューアルされたようですね。

赤坂恭一朗院長 赤坂デンタルクリニック2

全体的にリニューアルしました。以前は「オシャレなインテリア」というコンセプトで真っ白にしていましたが、今回は床のタイルは白ですが、シックな感じになっています。特にオシャレを意識したわけではありませんでしたが、小物には赤でアクセントを効かすなど、結果的にはかなりオシャレなカフェみたいな感じになり、気に入っています。いわゆる歯医者のイメージではありませんが、こういう感じの歯医者もあっていいのではないでしょうか。待合室には熱帯魚の水槽も置いたので、患者さんにリラックスしていただけるのではないかと思います。内装が変わったことで、私も心機一転という気持ちになりましたね。

丁寧に説明した上で、患者が納得できる方法を選択

最近の患者さんでは、どんな傾向がありますか?

赤坂恭一朗院長 赤坂デンタルクリニック3

いろいろな治療を必要とする患者さんがもちろん多いわけですが、最近は定期的なチェックやメンテナンス、クリーニングなど予防的な目的で来られる方が増えてきました。予防歯科の重要性が少しずつ認知されてきたのかもしれません。症状的なことでは、地域性があるのかもしれませんが、歯ぎしりで悩む方が増えていますし、痛みの原因が歯ぎしりというケースも多くみられます。実際、歯ぎしりを防ぐためのマウスピースを作るケースも多いです。歯ぎしりの原因はストレスの場合が多く、40〜50代で仕事をバリバリしてストレスがかかりやすい方に多く見られますね。そういう方は一度治っても、再び症状が出てくるケースもあるので、定期的に受診していただくのを勧めています。

院長が診療で特に心がけていることを教えてください。

患者さんとの信頼関係を築くためにも、説明はわかりやすく丁寧にするよう心がけています。一方的な説明ですと、患者さんとのちょっとしたズレが出ることもありますので、そうならないよう注意しています。治療法については保険診療を基本に、望ましい複数の治療法についてそれぞれの長所と短所を説明し、その中から患者さんが納得できる治療法を選択していただきます。ですから、患者さんが口の中の状態や治療の意味がわからずに治療に入るということはまずありません。抜歯が必要な場合も、抜いたほうがいいケースと、抜かなければならないケースがあります。前者ではどうして抜いたほうがいいのか、後者ではどうして抜かなければならないのかを十分説明した上で、患者さんに決めてもらいます。他にも、患者さんが訴えられる痛みなどの症状については、症状の原因がどこにあるのかをきちんと探って把握しておく必要があるので、詳しく聞くようにしていますね。

そもそも赤坂先生はどうして歯科医師を志されたのですか?

赤坂恭一朗院長 赤坂デンタルクリニック4

昔から動物が好きで、世界各国の動物を紹介するテレビ番組なんか夢中になって見ていました。だから、最初は獣医になりたいと思っていたんです。ところが、両親から止められてしまって。どうしようかと考えましたが、同じ生命あるものを治療するなら、人間を治療するのもいいかなと思い始めました。もともと細かな作業が好きで、時計や電化製品、玩具などを解体したり組み立てたりするのが得意でしたので、歯科医に向いているのではないかと思い、高校3年になって歯学部を目指しました。昭和大学に入学し、実習で実際に手を動かすのが楽しかったのを覚えています。専門は入れ歯や差し歯など補錣といわれる分野で、卒業後は昭和大学歯科病院に勤務しました。大学病院時代も、とにかく実際に手を動かして治療できることが楽しく、夢中で実習をしていましたね。

患者の考えを重視。気持ちに寄り添う診療に尽力

お忙しい中とは思いますが、お休みの日などプライベートではどう過ごされていますか?

赤坂恭一朗院長 赤坂デンタルクリニック5

休みの日は主に子どもたちと一緒に過ごしたり、時間があればテニスをすることが多いですね。中学、高校、大学とテニスをしていたのですが、開業後は忙しくてなかなかできませんでした。少し落ち着いてきたので、大学時代のテニス仲間とまたやり始めたところです。休日にしっかりと自分がリフレッシュできれば、診療面でもプラスになるのではないかと思っています。

今後の抱負などありましたら、お聞かせください。

開業するときから「患者さんのことを第一に考えられなくなったらクリニックをやめよう」と、考えていました。ですから、これまでと同じように、「多くの人を診たい、歯のトラブルで困っている人を助けたい」という気持ちで診療を続けたいです。また、病的な症状以外では、できるだけ歯を削らない治療をしたいと感考えています。審美的なものについては、これからも、保険治療と自費治療のメリットやデメリット、リスクについて説明させていただき、最良と思われる治療法を患者さんと相談しながら決定していきます。インプラントについては、第一選択とはせず、インプラントがどういうものなのかをしっかりご理解いただいてから臨むようにしています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

赤坂恭一朗院長 赤坂デンタルクリニック6

私たちの口の中は、常に手入れをする必要があります。予防歯科の観点から言いますと、半年に1度は歯医者さんでチェックしてもらうと安心です。口の中の健康は身体全体の健康につながりますからね。歯など口の中で何か困ったこと、トラブルがあれば、どんな小さなことでも構いませんので、相談に来ていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

■インプラント
・手術代(何本でも) 10万円
 インプラント体  15万円
 上部構造体  10万円
■ラミネートべニア
・1本 5万6570円
※すべて税込価格です。
※詳しくはクリニックのホームページをご確認ください。

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