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全身の健康と長寿につながる
抗菌療法を取り入れた歯周病治療

岡田歯科医院

(松山市/伊予和気駅)

最終更新日:2019/12/19

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  • 保険診療

「お口の健康は、全身の健康につながっています」と話すのは、開院以来、地域住民の歯の健康をサポートし続けている「岡田歯科医院」の岡田修院長。岡田先生が特に力を入れているのは、歯周病の治療と予防。日本人の多くが罹患しているとされる歯周病は、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病などの全身疾患にも影響しているともいわれている。長寿大国・日本において、健康寿命を少しでも延ばすためには、健康な歯や歯茎を維持することが不可欠だとし、予防歯科に力を入れている岡田先生に、歯周病の治療や予防、定期的なメンテナンスの重要性について話を聞いた。 (取材日2019年11月22日)

悪くなる前にまず予防を。歯周病ケアは歯周病菌のコントロールと長い目で見た定期メンテナンスが大切

Q歯周病が起こる原因、その検査方法について教えてください。
A
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▲口内の菌を採取し顕微鏡で調べてくれる

歯周病は、口の中の歯周病菌によって起こる疾患です。磨き残しなどがあると歯垢や歯石がたまり、歯茎が炎症を起こします。初期の症状は歯茎が赤く腫れたり、りんごなどをかじると血がにじんだりというものですが、あまり自覚症状のない病気なので、気づけばかなり進行していることが多いのです。当院では、初診時に口腔内の検査をしてエックス線写真や口腔内写真を撮ると同時に、口の中の菌を採取し、顕微鏡で調べます。患者さんの来院理由の多くは虫歯や詰め物が取れたなどの不具合ですが、調べてみるとかなりの割合で歯周病が見つかりますね。そして歯周病の場合は、ほかの治療よりもまず歯周病治療を優先して行います。

Q歯周病治療はどのようなことをするのですか?
A
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▲採取した菌の様子はモニターで確認できる

まずは歯石を除去して、口の中をきれいにすることから始めます。初期の場合はしっかりクリーニングをして歯茎の状態が落ち着いたら、以降はメンテナンスに切り替えて、定期的に通院いただくことで健康な口腔内を維持していくことをめざします。一方、歯のぐらつきが見られる中程度以上になると、歯周ポケットがかなり深く、歯肉縁下にも歯石がたまっているので、しっかり歯石除去を行います。当院では極力歯茎の切開はしないようにしています。歯周外科治療をしたところで、メンテナンスが悪かったらすぐに元に戻ってしまいますからね。徹底した歯石除去と毎日のブラッシング、定期的なメンテナンスで良い方向へ持っていけると考えています。

Qこちらのクリニックならではの治療法はありますか?
A
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▲患者一人ひとりに丁寧に説明してくれる

当院では、中程度から重度の歯周病に対して抗菌療法を取り入れています。歯垢や歯石から採取した菌を顕微鏡で調べ、歯周病菌が多いようであれば抗菌薬材を使います。このように抗菌剤を使用した上で歯石の除去を行います。とはいえ歯茎の状態を維持していくためにはホームケアとメンテナンスが重要。若い方なら改善につながる場合もありますが、重症になると難しく、少しでも口の中が汚れてしまうとすぐに再発してしまいます。ですから歯周病ケアは一生続くものと考えていただきたいです。

Q歯周病になりやすい人、なりにくい人はいるのでしょうか。
A
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▲検査結果は出力し患者に渡してくれる

口の中の菌は一人ひとり違いますから個人差はありますが、そのルーツは赤ちゃんに遡ることもあります。赤ちゃんはお母さんのおなかの中では無菌ですが、産道を通るとまず最初の感染を受けます。そしてごはんを口移しでもらったりスキンシップをしたりすることで家族から菌をもらうことになります。口の中に菌があることは当たり前ですから問題はないのですが、そこに歯周病菌があると、虫歯や歯周病になりやすくなります。ですから、まずはご両親がしっかりお口の中を清潔にして、定期的なメンテナンスでその状態を維持し続けることが大切です。

Q先生が歯周病治療に注力されるのはなぜですか?
A
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▲地域住民の歯の健康をサポート

一生のうちで歯を失う原因としては、虫歯より歯周病のほうが多いのです。若くして歯周病で歯を抜く人は少ないですが、60代以降になるとグッと増えてきます。それは、歯を支える歯槽骨がだめになってしまうからです。80代で20本の歯を残そうという「8020運動」でもメンテナンスの重要性を訴えていますが、そのためには骨の温存が大切。歯槽骨が溶けないようにすると、歯も維持できるでしょう。土台がしっかりしていないのに家を建ててもぐらついてしまいますよね。ですから私は歯周病治療を優先し、土台を整えてから虫歯などそのほかの治療に進むようにしているんです。

ドクターからのメッセージ

岡田 修院長

「口は万病のもと」ということをぜひ皆さんにお伝えしたいですね。特に歯周病は脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病にも関係していますし、女性ですと低体重児出産のリスクが増えるともいわれています。このように歯周病が全身の病気に影響を与える原因にもなり得ますから、できるだけ早めの予防・治療が肝心です。また、歯槽骨が溶けると頬がこけて見た目も老けて見えてしまいますから、歯周病予防はエイジングケアの観点からも重要です。日々のホームケアに定期メンテナンスをプラスして、健康的な口元を維持していただきたいと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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