さくら歯科クリニック

さくら歯科クリニック

石塚 隆太郎院長

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東急田園都市線・鷺沼駅から徒歩1分。中央改札のロータリーを右に折れた大通り沿い、桜並木の前のビル2階にある「さくら歯科クリニック」。待合室も診療室も、窓から差し込む光が明るく心地よい。1996年の開業で、現在院長を務める石塚隆太郎先生は5代目にあたる。一人ひとりの患者に十分な説明と治療の時間を取ることをモットーとしている。患者が小さな不安や疑問も気兼ねせずに話せるよう、明るい雰囲気づくりにも余念がなく、取材当日も年配の男性や若い女性の患者がスタッフと楽しげに話しながら、笑顔で診療室から出てきたのが印象的だった。毎年カンボジアで歯科診療のボランティア活動も行っているという石塚院長に、これまでの道のりやクリニックの診療について聞いた。(取材日2016年11月8日)

目の前の困っている患者を早く診たいと臨床の場へ

―「さくら歯科クリニック」という医院の名の由来について教えてください。

診療室の窓から見える桜並木から取ったと聞いています。桜の季節には満開の花を眺めることができ、きれいですよ。3台あるユニットのうち、手前が一番新しくてよく使うのですが、真ん中は桜並木が目の前で、ここに座りたいというリクエストもあるくらいです。私も桜が好きなので、院長になってからユニットのシートをピンク色に変えたり、診療着は桜の刺繍を入れたものにしました。患者さんにリラックスしてもらえるよう、ユニットはそれぞれ向きを変え、パーテーションを設けてプライバシーに配慮しています。

―診療科目が幅広いですね。

私が着任する前は、一般・小児歯科のみを掲げていましたが、矯正から審美治療、インプラント治療など、幅広く診られるようにしました。これについては当院の初代院長でもある小室理事長の影響が大きいですね。理事長は自分ひとりで幅広い診療がきるので、自分もそうありたいと思ったんです。一般診療以外の患者さんのニーズは、ちょっとした噛み合わせの不具合や見た目の悩みなどが多いので9割は自分で診ています。非常勤の先生ですと予定を合わせるのも大変ですし、こちらですべて診られれば患者さんも助かると思うんです。もちろん、個人医院としてできる範囲ということですので、外科的手術など大掛かりなものは大学病院や専門病院を紹介しています。

―先生にとって理事長はとても大きな存在なのですね。

はい。大学を卒業して、母校の大学病院と個人医院で研修を終えた後、理事長が開業した別の歯科医院を「就活」というかたちで訪ねたんです。そこで見た理事長の技術、治療方針、歯科医師としての姿勢は、どれもが素晴らしく、この先生のもとで働きたいと思いました。親が医師や歯科医師でないことも私と同じで、自分の力で勉強し開業していて、とても尊敬していますし、まだまだ学ぶことが多いです。5代目院長として当院を任されてからも緊密にコミュニケーションを取っていて、治療方針に意見をもらうこともあり心強いですね。

―先生が歯科医師をめざしたのはなぜですか?

親族に4人歯科医師がいて、祖父は歯科技工士だったので身近な職業でした。子どもの頃、歯医者は怖くて嫌だという話をよく聞きましたが、おじがとても丁寧に優しく治療してくれたので、なぜ皆が怖がるのかわかりませんでした(笑)。ところが、たまたま近所の歯科医院で診てもらったとき、何の説明もなく麻酔の注射をいきなり打たれ、とても怖かったので、それが反面教師になっていますね。大学卒業後は、そのまま大学に残る道もありましたが、研究が主体になると患者さんに還元できるのはずっと先になる。早く臨床の現場に行って多くの症例を経験し、目の前にいる患者さんの役に立ちたいと思っていたので勤務医になると決め、その後さまざまな経験を積んで今に至ります。

記事更新日:2016/12/09


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