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歯を失わないよう「今」から始める
定期メンテナンスとセルフケア

花崎歯科

(加須市/花崎駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

日本人が歯を失う二大理由は虫歯と歯周病といわれている。どちらも悪化させないためには、定期的な歯科医院でのメンテナンスと毎日のセルフケアが重要だが、特に歯周病は自覚症状が重篤な状態になるまでほとんどないため悪化させやすく、気がついた時には抜歯するしかない状況に追い込まれていることもあるという。私たちが歯を失わずに、高齢になっても自分の歯でおいしい食事を取れ、質の高い生活を維持できるようにするためにはどうしたらいいのか。歯周病治療で患者とともに歩み、歯科衛生士や歯科医院のスタッフとともにチームで取り組む「花崎歯科」の蘇原明(そはら・あきら)院長に話を聞いた。

(取材日2020年1月23日)

患者一人ひとりの現状に適した歯周病治療を

Qどうして歯周病になるのでしょう?
A
1

▲患者一人ひとりが歯の健康について関心を持つことが大事だという

歯周病は歯と歯茎の隙間にプラークと呼ばれる汚れがたまり、そこに細菌が発生して起こると考えられています。加えて、喫煙や食習慣などの生活習慣や口腔内の環境も歯周病を進行させる要因の一つといわれています。歯周病の怖いところは、進行がとてもゆっくりで、多くの場合は大した自覚症状がないために、気がついた時には歯を失う一歩手前のところであったり、抜歯をするしかないケースがあることです。ここで一番大切なのは、歯周病や歯の健康を意識したケアをできるかどうか、ということ。そのためには患者さんに、歯の健康について関心を持っていただくことが重要になります。

Q歯周病の治療とはどのようなものですか?
A
2

▲定期的なメンテナンスと、患者自身が行う日々のケアが欠かせない

歯周病の治療には定期的なメンテナンスと、日々のケアが欠かせません。治療を行うためには患者さん、歯科医師、歯科衛生士、スタッフ、全員がそれぞれの役割を果たす必要があります。誰か1人に任せきっても、欠けても適切な治療はできません。私たちが重きを置いていて重要な仕事だと思っているのは、患者さんに「気づいてもらう」ということです。歯を残したいけれど、残すための努力は嫌だ、というのでは歯周病治療は成り立ちません。日々のブラッシングやこれまでの生活習慣のどこに問題があったのか、どうやって正しい方向へ行けばいいのか、患者さんご自身が気づき、自らの行動を変えてくださらないと、歯周病治療は難しいのです。

Qこちらの歯科医院での歯周病治療はどのようなものですか?
A
3

▲モニターで画像を見ながら状況を説明してくれる

患者さんご自身が自分のお口の中の状況を理解し、これ以上悪くしないため、また歯を失わないためにはどうすればよいか、気づいていただきたいと思っています。そのためにできるだけ正確に状況を確認できるよう、歯科用CTやエックス線、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)などの機材を用意し、大きなモニターで拡大してお口の中や歯の状況をお見せできるようにしています。患者さんの中には初めて自分のお口の中を目にする方もいて、驚かれる場合もしばしば。しかし、画像で見ていただければ一目瞭然ですので、患者さんの意識改革にはとても役立っているようです。患者さんの気持ちに寄り添い、それぞれのペースで進めるよう配慮しています。

Qいつから歯周病に気をつければいいのでしょうか?
A
4

▲歯科医院のスタッフとともにチームで取り組む治療

歯の健康を意識していただくのならば早いほうがいいでしょうが、時間は巻き戻せませんし、後悔にとらわれるよりも「今」からできることをしっかりやっていただければいいと思います。ご高齢の方に多いのですが、もう年だからと治療を諦めてしまわれる方がいます。それは実にもったいないことです。諦めて今日一日をやり過ごすよりも、前向きに元気に一日を楽しむほうが良いと誰もが思われることと思います。「今」からできることを、できる限り行う。それが肝心です。私たちは患者さんの状況に合わせて、ベストな治療やケアの方法を一緒に考え、行っていきたいと思っています。

Q日常生活で気をつけなくてはならないことを教えてください。
A
5

▲日々のブラッシングを継続することが大事だと語る院長

やはり一番大切なのは、日々のブラッシングです。そこで気をつけていただきたいのは「正しく磨けているかどうか」ということ。私もそうなのですが、毎日きちんと磨いているつもりでも、徐々に細部がおろそかになり、いつの間にか磨けていない部分ができて、歯肉炎が起こったりするのです。人間は、毎日気を張ってしっかりやり続けることは不可能です。時には力を抜くことも大切です。重要なのは継続すること。そして定期的に歯科医院に通って、意識や知識をリセットしていただければいいのです。毎回同じような指摘をされることになるかもしれませんが、ある意味それで当然。私たちは一緒に歩むチームです。一緒に着実に前に進んでいきましょう。

ドクターからのメッセージ

蘇原 明院長

歯科医院に行くといつも嫌なことを言われてしまう、そう思っていらっしゃる方は案外多いのではないでしょうか。きっとそれはご自分でも気にしていることを言葉にされてしまうから、ということもあるのではないかともいます。私たちの役目は患者さんに「気づき」を促すことだと考えています。ですから患者さんに私たちのアドバイスを受け入れていただけるよう、日々信頼関係を築けるよう努力し、歯の健康を守ることの優先順位を上げていただくべく精進しています。健康な歯を守ることは、健康な生活に直結しています。ぜひ「今」から少しでも歯とお口の健康を意識していただきたいと思います。

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