医療法人社団 明陽会 メイヨ歯科 成田ニュータウン診療所

医療法人社団 明陽会 メイヨ歯科 成田ニュータウン診療所

平山 眞佐雄理事長
頼れるドクター掲載中

20180618 bana

訪問診療で大切なのは本人と家族の要望をくみ取ること

―訪問診療ではどんなことを心がけておられるのでしょう。

家庭的な事情や経済的な事情、年齢や体調などいろいろなことを考慮しながら適切な治療やケアを行うようにしています。ご本人の要望とご家族の要望が異なることも多いのですね。例えばご本人は新しい入れ歯が欲しいと希望される一方、ご家族は最小限の修理をお願いしたいというケースもよくあります。まずはどんな患者さんでも、症状とその原因をよく診て、ご本人の悩みや要望をしっかり伺うことが一番大切です。ご家族の考えもくみ取りながら、ご本人が本当に求めているものは何か、それを見極めて一番良い医療を提供することが求められます。訪問診療の患者さんにはいろいろな方がおられます。経済的に困窮している人や独居老人、口腔ケアに理解がなく劣悪な口腔環境になってしまった人など、さまざまですので臨機応変な対応も重要ですね。

―訪問診療の難しさ、課題などはどのようにお感じですか?

大きな老人ホームともなると受診を希望される方は非常に多く、よりスタッフを充実させる必要性を感じています。初診で診察すると、中には残念ながらなおざりな治療が施されたままで困られている患者さんも見受けられます。今後はきちんとした訪問診療のできる歯科医師をもっと増やしていくことが求められるでしょう。歯科衛生士や看護スタッフたちの気遣いやちょっとした心配りもとても大切です。ご自宅に伺う場合はその方の生活圏にお邪魔するわけですから、こちらのちょっとした不注意などにより患者さんやご家族が気分を害されるようなことがないよう、より気を使う必要があります。そういう意味でも先ほどもお話ししたように、経験を積んだ心配りのできる歯科衛生士がより増えてくれるといいですね。

―ところで地域連携はどのようになっているのでしょうか。

千葉県では「ちば地域リハ・パートナー制度」というシステムをつくり、在宅や介護施設などの生活支援を行っています。成田赤十字病院や総合病院国保旭中央病院などの急性期病院や、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、訪問看護ステーション、社会福祉協議会、NPOなどが参加していて、情報共有や人材派遣、医療や介護協力など協同事業に参加しています。当診療所もそのパートナーの一つとして登録しています。



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