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亀井照明 院長の独自取材記事

亀井矯正歯科医院

(平塚市/平塚駅)

最終更新日:2019/08/28

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平塚駅よりバスで10分ほどの住宅街にたたずむ「医療法人社団 亀井矯正歯科医院」。亀井照明院長は、生まれ育ったこの町で地域に貢献したいという思いを抱いて1992年に開業した。この地で20年以上、矯正歯科に従事してきた亀井院長の治療姿勢にはクチコミで、家族、友人、知人へと患者が増え続けている。同院が大切にしているのは「見える化」した治療。治療前後に撮影した歯の写真や毎回の治療記録を丁寧に残し、治療に対するモチベーションを保ちながら、すべて終了した後には、それを患者へアルバムにしてプレゼントするという。患者一人ひとりに合わせたオーダーメイドのような治療をめざすという亀井院長に、矯正歯科医師を志したきっかけから患者への思い、治療で心がけていること、エピソードまでじっくりと語っていただいた。
(取材日2015年12月22日)

治療例提示でゴールの見える治療。かかりつけ歯科との密な連携も

まずは矯正歯科医師を志したきっかけを教えてください。

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大学を卒業する時に専攻を決めるのですが、「歯が動かせること」に興味を持ち、そのまま大学に籍を置き13年ほど矯正に関する研鑽を積みました。ここ平塚市は私が生まれ育った土地で、大学にもここから通っていました。その頃、近辺に矯正歯科専門診療所がないことが分かり、やはり生まれ育った土地で、自分が得た知識を患者さんのために役立てたいという思いが強くなり開業しました。小学校も中学校も学区内なので、今でも同じ制服を着た後輩たちを見ると、懐かしい気持ちになりますね。もう開業から20年以上経ちますが、当初診ていた患者さんがお父さん・お母さんになり、親子2世代で通院してくださる患者さんも増えてきたことがうれしいですね。

どんな層の患者さんがいらっしゃいますか?

ここは住宅街ということもあり、患者さんの7割はお子さんたちです。もちろん、成人患者さんに対するマルチブラケット装置での治療も普通に行っておりますが、大学に在籍していた頃から、成長期に矯正治療を始めると高い効果を得られるという「成長発育」にとても関心があり、いずれは小児の矯正治療に力を入れたいと思っておりました。お子さんの矯正治療は成人の2〜3年で終わる治療と異なり、5〜10年かけて取り組まないと治療が完了しません。ですので、あまり人の移動がないこの場所なら、腰を据えてお子さんを診られる環境が整っています。

得意とされる治療や強みについて聞かせていただけますか。

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治療パターンを数多く取り揃えていることが強みですね。例えば現在、統計的に10人に1人くらいは永久歯がないという、先天性欠如の方がいらっしゃいます。そのため、不正咬合になってしまうケースも多いのです。特に先天性欠如になりやすい部位は決まっているので、治療例を作っておき「ここの歯がないから右と左、下と上の歯の本数のずれが生じる。だけど頑張ったらここがスライドして、歯を抜くことなく治療が進められる」と説明すると、患者さんのモチベーションも上がり前向きに治療に取り組めます。ほかにも、歯科用CTを備えているので、顎の骨の中に埋まっている歯を、よく見ることができます。さらに車で30分くらいの所には大学病院があり、顎変形症の患者さんにもスムーズに手術を受けられるよう連携しているのも強みですね。そのほか市民病院やこども医療センターとも連携して先天疾患のある矯正患者さんに対応しています。

治療の過程をアルバムにして、変化を体感できるように工夫

小児患者の治療で心かげていることは何ですか?

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お子さんの治療に関しては、大きく2つの点に力を入れて行っております。1つ目は、お子さんの場合どうしても虫歯になりやすいので、虫歯リスクを科学的に判定できる検査を取り入れ、虫歯にならないようにしっかり歯磨き指導をした後に、矯正装置を装着します。2つ目は思春期・反抗期でもある時期に、痛くもない口の中を矯正で痛くするのはよいことではありません。中には歯を抜かないと治療ができない患者さんもいるので、お子さんが納得して、承諾してくれる時期を見計らって治療を始めます。それは私自身の歯科に対する体験、そして3人の子育てに携わった自分の経験も踏まえて大切にしております。肉体年齢と精神年齢は違うものです。例えば矯正装置を付けるまでに、3年、5年かかっても、じっくり期間をあけて取り組むのがベストだと私は思いますし、ご両親にもそれが大事であることをお伝えするようにしております。

患者さんが治療に励めるように、取り組んでいることはありますか?

当院では患者さん一人ひとりに対して、治療前と治療後の口の状態を写真にしてアルバムを作成しております。自宅での歯ブラシの使い方なども記入してあります。また、装置を装着したら注意事項を書いたパンフレットをお渡ししており、すべてアルバムに収納できるようになっています。矯正治療は虫歯の治療とは違って短い期間で完了するものではないので、最初と比較することで変化を認識できるんです。たとえ、つらくて嫌だった治療でも、このアルバムを見て、これから良い状態を維持する糧にしてほしいですね。

印象深い患者さんとのエピソードを教えてください。

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矯正歯科医師として、お子さんの成長を見守る時が一番楽しいですね。たとえば長い治療が終わり、矯正装置を外してうれしそうにしている姿を見ると、矯正歯科をやっていて本当に良かったなと思います。以前、当院に通ってくれている子が学校で行われた歯に関する作文コンクールで入賞したんです。読んでみると「私は矯正治療をしていますが虫歯が一本もありません。普通の歯科医院にも通ってクリーニングしています」と書いてくれていて、とてもうれしかったですね。日本も歯科治療に対する意識が高くなり、虫歯になってから歯医者に行くのではなく、予防やケアのために行くという欧米的な習慣がついてきたんだなと。ほかにも、小学校低学年の女の子が投書箱に「先生、ありがとう」というお礼の手紙を入れてくれたことも励みになりましたね。最初は診療イスに座るのさえ大変な子だったんですよ。

虫歯になる前の予防を大切にした歯科医療の時代へ

先生の休日の過ごし方やリラックス方法は何ですか?

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休みの日は美術館めぐりをしたり、食べ歩きをしたりして気分転換していますね。お気に入りスポットは、車で1時間もかからない箱根。日帰り温泉に入ってリフレッシュし、ほっとした気持ちになりますね。

先生が思う理想的な歯科との付き合い方を教えてください。

日本もようやく欧米のように、予防歯科や矯正歯科に対する意識が少しずつ高まってきて、われわれ歯科医師としても、この考え方をいかに次世代へ受け継いでいくかを真剣に考えております。今いらっしゃるお子さんは、両極化していて、過去に歯科で痛い思いをした子は診療イスを見るととても怖がりますが、小さい頃から予防で歯科へ行っていたお子さんは平気な様子です。予防をしっかりして虫歯を作らなければ、あとは歯並びをきれいに保てるようにするだけです。当院では成長期に矯正治療へ来られた場合、なるべく歯を抜かないように心がけております。ここは矯正歯科なので紹介で来られる方も多く、治療前後を通じかかりつけ歯科に通院する患者さんも多いんですが、なるべく半年に1回は検診を受けて歯の健康を維持していただきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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最近では、お母さん・お父さん方の努力で、お子さんの虫歯がゼロに近づいてきたと思います。虫歯予防には歯磨きが欠かせません。お子さんを膝の上に乗せられる位の年齢までは、ぜひ仕上げ磨きを保護者がしてあげてください。歯磨きさえきちんとしていれば、矯正治療もスムーズになります。あとは、今始めるとメリットがある治療と後でも良い治療があります。お子さんの体と心の成長に合わせて、それぞれの「ベストなタイミング」で矯正治療を行うのが良いので、焦らず一緒に成長を見ながら治療を進めていきましょう。保護者には毎回、お子さんがどんな治療を受けたかをその都度ご説明していますし、スタッフが一丸となってフォローするので、ぜひ安心してお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正(装置料)/60万円~(税別)

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