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横石 智哉 院長の独自取材記事

にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院

(練馬区/大泉学園駅)

最終更新日:2024/01/12

横石智哉院長 にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 main

「にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院」は、西武池袋線・大泉学園駅より徒歩3分のにぎやかな商店街の入り口に位置する。院内は、バリアフリー構造になっており、明るい待合室にはキッズスペースも。子どもから高齢者までが通う同院の院長を務めるのは横石智哉先生。明るい笑顔とはつらつとした話し方が印象的だ。同院では、インプラント治療、根管治療、矯正治療など、それぞれ専門性を持った歯科医師が複数人在籍し、歯科衛生士とのチーム診療で、地域の幅広いニーズに応えることに努めている。今回、横石院長に、クリニック名にもある「マイクロスコープ」「セラミック」のことや、今後の展望についてまで、幅広く話を聞いた。

(取材日2023年7月10日)

マイクロスコープを完備し、精密で丁寧な治療に尽力

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

横石智哉院長 にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院1

当院は、「0歳から一生涯通える歯科医院」というコンセプトのもと、2014年に前院長の斎間先生が開業されたクリニックです。私は日本歯科大学を卒業後、いくつかのクリニックに勤務しており、特にマイクロスコープを用いた歯科治療に注力していました。自分自身のステップアップのため、模索している際に、縁あって斎間先生と出会いました。何度かお話しする中で、斎間先生の歯科医師としての在り方、患者さんへの向き合い方に共感し、2020年に入職を決めました。2022年からは院長として診療にあたっています。診療内容としては、一般的な歯科治療から予防はもちろん、幅広い世代の方々のニーズに応えるべく、インプラント治療や根管治療、矯正治療などの専門的な治療にも対応しています。

マイクロスコープを数多く導入されていますね。診療ではどのように使用されているのでしょうか。

はい。マイクロスコープは、全ユニット6台すべてに備えています。当院の診療は、まずは患者さんにお口の中を診せていただくことから始まるのですが、その際にもマイクロスコープを使用します。初診の段階から細部まで確認をし、適切な治療につなげるためです。また、ただお口の中を診るだけではなくて、対面でお話しさせていただいている患者さんの雰囲気も捉えられるように努めています。例えばお子さんなら話し方や緊張していないかなど、患者さん自身のご様子なども丁寧に観察し、接遇面でも気を遣っています。適切な治療を提供することは前提としてありますが、それ以前に患者さんとの信頼関係を構築することが重要だと思っています。ですから初診には必ず1時間取るようにして、お話を伺っています。その後の治療でも、患者さんからご相談があればお話しする時間を取って、不安なく治療を進めていただくことを大切にしています。

どのような患者さんが多いでしょうか?

横石智哉院長 にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院2

成人は20~70代まで満遍なく来院してくださっています。中でも40~50代の女性の方が一番多い層ですね。そういった方々は、歯への健康や美容への意識が高い方が多い印象があります。当院は商店街の入り口にある立地のおかげか、近所にお住まいのご家族の方、中にはお孫さんからおじいさん、おばあさんまでと、うれしいことに一家族皆さんが患者さんということもあります。また数年前から矯正治療も行っていますので、患者さんの3分の1ほどはお子さんです。そのため、待ち時間でもお子さんが退屈しないよう待合室にキッズスペースも設けています。

専門の歯科医師や歯科衛生士とのチーム診療を重視

チーム診療に力を入れているとお伺いしました。

横石智哉院長 にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院3

私自身は一般歯科医師(General Practitioner:GP)として、前の勤務先も含めてさまざまな歯科疾患を診てきました。ですが、すべての治療を自分で完結できるとは思っていません。そのため、患者さんにご納得いただける歯科医療を提供するためにもチーム診療を構築することが必要だと考えています。当院ではインプラント治療、根管治療、矯正治療など、それぞれ専門の先生と協力して診療にあたっています。これはベストなプランを提供し、患者さんご自身に合った選択をしていただけるようにするためです。ただ単純に役割を分け、それぞれ先生方に「お願いします」というわけではなく、治療の進め方について、常に密な連携を取っています。例えば、インプラント治療後の処置を翌日にする必要があれば引き継いで行ったり、お子さんの矯正治療で痛みが出たら、その担当の歯科医師がいなくても私たちがすぐ対応できたりするようにしています。

歯科衛生士さんとの連携はいかがでしょうか。

そこは一番重要な部分だと考えています。常勤・非常勤含めて5人の歯科衛生士がいますが、彼女たちなくしてわれわれ歯科医師の仕事は成り立ちません。予防歯科という部分に関しては、指導をはじめ歯科衛生士がメインで行っています。また当院ではそれぞれ専門性を持った歯科医師が治療にあたっておりますが、そのエキスパートの歯科医師ごとに衛生士をチームに分けて配属しているのが特徴です。そこでは患者さんとの窓口になってもらったり、歯科医師の専門的なサポートをしてもらっています。また当院の衛生士はマイクロスコープを使えますので、患者さんの口の中を詳しく見て、予防歯科の指導などにも利用しています。

患者さんと接するときに心がけていることはありますか?

横石智哉院長 にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院4

心がけているのは、患者さん一人ひとりに合わせた雰囲気作りです。緊張して来院される患者さんもいらっしゃいますし、その緊張をほぐす意味でも話しやすい雰囲気を作ることは私自身も、クリニック全体でも大切にしています。患者さんにお子さんが多いので、親御さんにも安心していただけるように丁寧な説明を行うことも心がけていますね。また、当院では最短1時間ほどで詰め物やかぶせ物を作ることができるCAD/CAMシステムも導入しています。こういった効率性を追求した歯科治療も取り入れることで、患者さんへの説明の時間を多く取るなど、ご納得いただける治療を提供するため、患者さんへの説明の時間は惜しみなく使いたいと考えています。

今後は小児から始める予防歯科に注力したい

横石先生が歯科医師として働く上で大切にされていることはありますか?

横石智哉院長 にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院5

常に丁寧に、謙虚な姿勢でいることですね。これは当たり前のことですが、患者さん、スタッフあっての自分なので、おごらず、真摯に向き合う気持ちは忘れないでいたいです。また、患者さんにとってベストな治療を提供し続けるためにチャレンジ精神も持つようにしています。父親は開業医として、常に新たなチャレンジをしていました。その父親の姿勢を見て、私もレベルアップのため、勉強会に参加したり、患者さんのニーズに応えるために新たな治療法の習得をしたりなど、現状に満足せず、その先をめざす気持ちを大切にしています。

これからどのような診療に注力していきたいですか?

小児の予防歯科です。昔から仮説として、子どもの成長発育段階でのお口に関するトラブルが、成人になってから口腔内環境の悪化の原因になり得る、というものがあったのですが、最近は研究も進んでそういったことが実証されるようになってきました。ですから子どものうちからお口の環境にアプローチができれば、成人になってからの口腔内のトラブルを防ぐことにつながると考えているため、根本的な治療として小児の予防歯科に取り組みたいと思っています。小児の患者さんと接する機会が多いので、お口の中だけでなく、小児の口腔発育の大切さについても伝えていきたいと考えています。お口の成長発育だけでなく、日常生活での呼吸方法や姿勢などについてお話しする機会を増やしていきたいですね。

最後に患者さんへのメッセージをお願いします。

横石智哉院長 にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院6

まずは皆さんにご自身の健康について興味を持っていただきたいです。お口のトラブルの問題解決は当院にてしっかり治療させていただきますが、歯磨きなど患者さんご自身の日常生活での行動を意識することで、患者さんにも治療に参加していただき、二人三脚で「健口」に向かっていきたいと考えています。私は「身体の健康は口元から」と考えており、患者さんには、当院での治療をきっかけに全身の健康についても考えていただけたらと思っています。患者さんが「おいしくごはんが食べられる」「自信を持った笑顔になれる」が私たちのモットーですので、当院に来ていただいて、皆さんがより「健口」で健康に過ごせるサポートができればうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/49万5000円~、根管治療/19万8000円~、歯列矯正/小児:44万円~、大人:88万円~、セラミックの詰め物/6万6000円~、セラミックのかぶせ物/12万1000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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