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岡田 豊 院長の独自取材記事

シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック

(江東区/豊洲駅)

最終更新日:2021/10/12

岡田豊院長 シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック main

豊洲駅から洗練された町並みを歩くこと5分、壮麗な高層マンションの1階に「シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック」はある。院内の扉を開くと、天井にはプラネタリウムの星空のようなライトが広がっており、イス、机、壁そのひとつひとつが個性的でスタイリッシュ。精度の高い歯科医療と最高の空間を兼ね備えることで、こだわりの高い豊洲に住む患者の気持ちに応えている。院長を務める岡田豊先生は、慶應義塾大学で30年以上もの間、歯科治療に従事してきたベテランだ。しかし決して驕ることなく、朗らかな笑顔を絶やさない。「患者の立場にたった時、自分であったらどうするかを常に考える」と真剣なまなざしで語る岡田院長に、医師をめざしたきっかけや、診療の際に心がけていることなど幅広く伺った。

(取材日2013年8月26日)

30年に渡る大学病院勤務で高い経験値を持つ、口腔外科のパイオニア

先生が歯科医師をめざされたきっかけを教えてください。

岡田豊院長 シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック1

父方が教師、母方が医師の家系でしたので、小さい頃から将来はどちらかの職業に就くものと決めていました。母方の親戚のクリニックにはよく遊びに行っていまして、小さい頃から医師として働く叔父たちの姿を目にしていました。結局、高校に入ってから医師を志すことを決め、勉強に励み、地元の愛知県にある愛知学院大学に入学しました。

大学生活はいかがでしたか?

生徒数は1学年180人と多かったのですが、当時はまだ女性は少なく、男ばかりの中で学びました。友人がたくさんでき、やんちゃな学生生活でしたが、当時の仲間とは卒業してから20年間、毎年旅行をするほど仲が良いです。最近は、みんな病気をし始めまして……(笑)、なかなか旅行には行けなくなったのですが、今でも連絡はとり合っています。他には、日本拳法の部活に入っていまして、体育会系なので練習も忙しかったです。部活を通して培った忍耐力は、今の仕事もそうですし、私生活でもとても役に立っていますね。私にとっては非常に貴重な6年間でした。そして、大学卒業後は、地元から外に出てみたいという思いから、慶應義塾大学の歯科口腔外科に入局しました。

長い大学病院勤務の中で、印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

岡田豊院長 シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック2

30年間も大学病院に勤務していましたから、たくさんあります。最も印象に残っていることと言えば、20数年前に急患として運ばれてきた、当時中学2年生だった女の子のことです。彼女は頭の中に脳動静脈奇形ができ、それが口の方にも広がり、口の中から血が噴き出していました。当時、日本ではあまり知られておらず、海外で少し症例があるくらいの珍しい病気でして、放射線科や脳外科と一緒に治療にあたりました。手術をして血を止めても、1〜2年しかもたないため、何度も手術を重ねましたが、彼女はすごくポジティブな子で一生懸命頑張っていました。そして、彼女が20代後半の時に結婚相手ができ、結婚式に招待していただいたんです。中学生の頃から治療に必死に耐えてきた彼女を見てきましたから、非常に感慨深かったです。彼女は今でも治療は続けていまして、これからも一生診ていく患者のひとりです。

斬新な内装と最新の設備を取り入れた唯一無二のクリニック

院長になって3年とのことですが、豊洲という町の印象はいかがですか?

岡田豊院長 シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック3

30年以上前、知り合いの先生が豊洲で診療をしていまして、その当時の町の印象を聞いていたので、何もなくて寂れているというイメージを持っていました。しかし、そのイメージからは想像できないほど、高層マンションが建ち並び、商業施設が建設され、町を歩く人も華やかでした。この町は特殊で、高層マンションも多いですが、オフィスも多いので、朝の通勤ラッシュには、出て行く人と入ってくる人で駅がごった返しています。ですので、患者さんは、サラリーマンやOLさん、小学生から高齢の方まで幅広く来院されます。一番驚いたのは、患者さんのレベルが非常に高いこと。あらかじめインターネットなどで自分の症状や治療について調べてきている方が多く、かなりの知識を持っていらっしゃいますので、大学病院で様々な経験をしてきて良かったと感じています。

インテリアや設備面でのこだわりを教えてください。

理事長である津田先生のコンセプトが「誰にも真似できないクリニック」ですので、スタイリッシュで斬新な内装になっています。全部屋個室になっており、ヒーリングミュージックも流れていますので、リラックスして治療を受けていただくことができます。また、特にこだわっているのが衛生面。当院では、感染防止対策のひとつとして、ほとんどの細菌やウイルスを殺菌することができる中性電解水を使用しています。患者さんのうがい用の水、治療する際に使用する器具から出る水のほか、デンタルチェアやテーブルの清掃、スタッフの手洗いなどにも中性電解水を使うことを徹底しています。他にも、治療で使う器具や薬は外に出さず、棚にしまうという、見た目の衛生面にもこだわっていますね。設備面ですと、最新のウォーターレーザーを取り入れていることでしょうか。大学病院にいた頃は、舌や粘膜を切開、切除する手術でしかレーザーは使っていませんでしたが、当院では、骨の切除をはじめ、歯内切除、歯周治療、知覚過敏の治療など様々な場面で使用します。治療中の痛みが少なく、患者さんと器具が触れることなく治療できるので衛生的です。このように、当院はかなりのこだわりを持っていますが、美的意識、衛生意識の強い豊洲の方々には合っていると思いますね。

先生がめざす理想的な口腔内とはどのような状況でしょうか?

岡田豊院長 シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック4

口の機能は大きく分けて、「食べること」「話すこと」「呼吸すること」があります。生きていく上では基本となりますが、これらの機能がちゃんと果たされていることが口の健康に繋がります。特に「食べること」は重要で、味覚がなくなってしまったり、噛めなくなってしまったらお終いです。「おいしく味わいながら食べる」ことのできる口腔内をめざしたいと考えます。

痛みの感じ方や審美感は十人十色。患者の思いを尊重し治療にあたる

こちらの医院ではどのような治療を行っているのでしょうか。

岡田豊院長 シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック5

一般歯科、審美、インプラント、矯正など幅広く、最新の機械を使用し治療をしています。また、私が口腔外科出身ということもあり、内科などの紹介で口腔外科的治療が必要な患者さんが来られることも多いですね。例えば、睡眠時無呼吸症候群の治療としては、専用のマウスピースを作ることにより、気道が開放され呼吸しやすくなります。他にも歯の移植や、親知らずの抜歯、難症例のインプラント治療なども行っています。また、当院はエステティックにも力を入れておりまして、ホワイトニングはもちろん、アンチエイジング効果のあるフェイシャルエステも取り入れています。

先生が診療の際に心がけていることを教えてください。

どんなケースであろうとも、自分であったらどうして欲しいかを考え、「こうしたら良いのではないでしょうか」「こうした方がベストですよ」と提案するようにしています。また、痛みや審美感には個人差があることを理解し、提案を押しつけるのではなく、患者さんの思いも尊重するようにしています。大学病院で勤務していた頃、受け口に悩んでいた15歳の女の子が、矯正では治らないので顎の手術をして欲しいと来院しました。一般的に女性は17歳頃までは下の顎が成長しますので、もう少し待った方がいいと伝えましたが、高校生になるまでに治したいという彼女の思いが非常に強かったため、気持ちを汲んで手術しました。手術後、彼女はすごく明るくなりましてね。女性は、きれいになると、姿勢が良くなって、表情が明るくなってイキイキとします。精神面にも関わってくることですから、審美面については、ちゃんと患者さんの思いを聞き、尊重したいと思っています。

最後に読者にメッセージをお願いします。

岡田豊院長 シティタワーズ豊洲 津田デンタルクリニック6

歯科医院というのは、「怖い」「緊張する」というイメージが強いと思いますが、どんな小さな悩みでも気軽に相談をしに来て欲しいです。昔は、歯科医師の数が少なかったのですが、今は違います。数ある歯科医院の中から、自分が気に入る医院を探すべきだと思います。例えば、自分に合う美容室を見つけるとずっと通いますし、いつも担当している美容師が変わったら嫌ですよね。それと同じで、何でも相談でき、自分と相性の良い歯科医師を見つけてください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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