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蓮池 林太郎 院長の独自取材記事

新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科

(新宿区/新宿駅)

最終更新日:2021/10/12

蓮池林太郎院長 新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科 main

新宿駅西口から徒歩1分という至便なビルの5階にあるのが「新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科」。20年にわたり当地で診療してきた皮膚科クリニックを継承する形で、2009年に蓮池林太郎院長が開院した。診療科目は皮膚科、内科、泌尿器科。オフィス街ということもあり、患者のほとんどが仕事を持つ20~60代だという。忙しい人が多いことから「患者を待たせない」ことをモットーに、患者のニーズに応えるためさまざまな工夫を凝らしている。「不安と苦痛を抱える患者さんを、安心と回復に向かって後押ししていきたい」と語る蓮池院長に、同院での取り組みと今後の展望について話を聞いた。

(取材日2021年4月5日)

働く患者を「待たせない」クリニックをめざす

開院の経緯を教えてください。

蓮池林太郎院長 新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科1

新宿で20年以上診療されてきた皮膚科クリニックの院長先生が高齢のため引退されるということを友人から聞き、2009年に継承して開業したのが当院です。新宿は日本でも有数の大きなターミナル駅ですし、オフィスあり、デパートあり、と施設が集まっていてとても便利。大好きな街です。当初から働く人たちに来てもらえるクリニックにしたいという思いがありました。開業時は看護師もおらず、診療にあたるのは私一人だけ。最初のうちは、患者さんも少なかったのですが、一人でやっておりお待たせすることも多く申し訳なかったです。もともとは今のビルの50m先にあったのですが、やがて患者さんも増えて手狭になったので、3回ほど移転を繰り返し、現在のビルに引っ越しました。

院内のこだわりは何でしょうか。

新宿という場所柄から、働いている方々に来てもらえるクリニックにしたいと最初から考えていました。そこでなるべく「お待たせしない」ということにこだわり、内装工事の段階から工夫しています。中でも特に気を配ったのが、スタッフや医師の動線を効率的にすること。例えば受付と診察室の距離を近くし、スタッフの移動時間の短縮を図っています。また、いらっしゃる患者さんは体調が悪かったり悩みを抱えていたりという方なので、忙しい中でもリラックスできるよう、待合室のソファーは座り心地が良く高級感があるものを選びました。

先生が医師になったきっかけは何でしょう?

蓮池林太郎院長 新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科2

父が産婦人科の勤務医、母が眼科の開業医という家庭で育ちました。また祖父も産婦人科の開業医、伯父も耳鼻咽喉科の開業医と家族や親戚に医療関係者が多く、幼い頃から医療は身近な存在でした。小さい頃は母の医院によく遊びに行っており、看護師さんにもかわいがってもらいました。高校生の頃はボクシングジムに通ったりして、プロボクサーにも憧れたことがありますが、受験を考え始めた時に改めて「人の役に立つ仕事とは何なのか」と考えるようになりました。そんな時に目に浮かんだのはやはり医師だった両親の姿です。改めて「お金をもらって感謝される医師の仕事」の素晴らしさに気づき、医師をめざし今に至ります。

患者のニーズをくみ取り満足度を高める

特に力を入れている診療は何ですか?

蓮池林太郎院長 新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科3

診療科目は皮膚科、内科、泌尿器科ですが、それぞれ主に保険診療に注力しています。皮膚科ではニキビ、アトピー性皮膚炎、湿疹、水虫、イボ、ヘルペス、脂漏性皮膚炎、皮膚のかゆみなどを専門的に診ており、化粧品や美容的な診療などは扱いがないので無理にお勧めすることもありません。内科では咳・鼻水・喉の痛み・発熱・頭痛などの風邪、胃の痛み・下痢などの胃腸炎、高血圧・脂質異常症・痛風・糖尿病などの生活習慣病を予約不要で診療。泌尿器科ではクラミジアや淋病による尿道炎・咽頭炎、梅毒、亀頭包皮炎、尖圭コンジローマといった男性の性感染症と、女性の膀胱炎などに保険診療で対応しています。性感染症専門の自由診療クリニックは人目を気にして行きづらいこともあるようですが、当院は他の科目も診療しているので、遠慮なく来院いただけると思います。診察・検査・治療も保険適用になりますし、ジェネリック医薬品も処方しています。

患者さんと向き合う上で心がけていることは?

当院で特に心がけていることは患者さんの満足度を高めるということ。極力患者さんのニーズに合わせたいと思っています。例えば急いでいらっしゃる患者さんの診療はスピーディーに行いますし、悩みをしっかり聞いてほしいという患者さんにはじっくりお話を伺います。患者さんのご希望を察して向き合うように心がけているのです。あとはなるべく専門用語を使わず、わかりやすい言葉で説明しています。例えば、皮膚科では皮膚細胞の生まれ変わりを専門用語で「ターンオーバー」というのですが、それを「新陳代謝」などと言い換えたりします。加えて、診察の最後には「何か質問はないか」「ご不明な点はないか」を聞いて、患者さんのニーズをもう一度掘り起こすことも心がけています。

ホームページにも力を入れていらっしゃるそうですね。

蓮池林太郎院長 新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科4

当院にいらっしゃる患者さんは、ホームページを見つけていらっしゃる方がほとんどです。「クリニック 新宿」といった感じで検索して来られるようなので、患者さんの利便性を高めるようなホームページをつくるように気をつけています。患者さんが一番気になるのは、診療科目よりも「自分の病気や症状を診察してくれるかどうか」だと思います。そこで当院のホームページには、診療科目とともに、診察ができる「病名」も記載しています。病名がホームページに載っていると安心される方が多いようです。加えて、それぞれの病気についても一つ一つわかりやすく説明を載せています。さらに、クリニックからのお知らせも毎月必ず載せるなど、更新もまめに行っています。

待たせないために、常勤医師5人の診療体制

医師もたくさんいらっしゃいますね。

蓮池林太郎院長 新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科5

当院では常時4~5人が診察しています。クリニックとしては多いほうではないでしょうか。医師が多いことのメリットは、それぞれの専門や経験が違うので多彩な能力が発揮されるということです。三人寄れば文殊の知恵といいますが、5人集まるとさらに医療の幅が広がると思います。また、違う医師の意見を聞けるのも大切なメリットです。当院では「担当医制」にしており、来院される度にだいたい同じ医師が診察しています。医師と相性が悪い場合もあると思いますが、クリニックに1人しか医師がいなければ他院に行かねばならず、また初診からやり直しでとても手間がかかります。しかし当院の場合は、受付で言っていただく、もしくは問診表に記入していただければ別の担当医に交代が可能ですし、カルテはそのまま引き継がれますので手間がかからないのも利点だと思います。

今後取り組んでみたいことは何ですか?

お仕事をされている患者さんが「通いやすい」クリニックをめざしており、現在は19時まで診察しています。ゆくゆくはさらに利便性を提供できるよう、22時ぐらいまで診察できるような体制を整えていきたいです。また、休みの日でないと来院できないという患者さんのニーズもありますので、「土日診療」も視野に入れています。新宿駅周辺には多くのクリニックがあり、クリニック間の競争が激しい地域で、閉院してしまうクリニックもあります。働いている忙しい患者さんを支えるパートナーになるべく、これからも患者さんのニーズに応えられるよう努めていきたいです。

患者さんにメッセージをお願いします。

蓮池林太郎院長 新宿駅前クリニック 皮膚科 内科 泌尿器科6

当院は「お待たせしない」ことをモットーに、患者さんのニーズをくみ取ることを大切にしながら医療をご提供しています。新宿駅前というとても便利でわかりやすい場所にあり、スピーディーに受診できる上、予約不要で19時まで診療していますので、お仕事帰りの方はもちろん、お買い物帰りの方も、ぜひ気軽にいらしてください。忙しい方では体調不良になった時もドラッグストアで市販薬を購入して治そうとすることも多いと思います。当院での診察はドラッグストアで薬を購入するよりは少し時間がかかりますが、お待たせしない診療で早い回復につなげられるよう努めておりますので、ぜひ一度ご来院ください。

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